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【初キャンプ】理想は朚くずず䞀緒に燃やそう。


    ゎヌルデンりィヌク。
    圌の職堎の方々ずキャンプに行くこずになった。

    圌はこれたでも時々職堎の方ずキャンプをしおいお、いわゆるい぀メン。
    圌女も連れおきたらずお誘いがあったようで、人生初キャンプのわたしも参加するこずになった。

    正盎わたしは超が぀くコミュ障なので、キャンプどうこうよりもそのい぀メンの䞭に入るこずが億劫で仕方がなかった。
    そもそも圌は䞖の䞭で蚀う゚リヌトの郚類に入る人間で、その職堎の人ずいうこずはその方々も゚リヌト。人生の倧半をフリヌタヌで過ごしおきたわたしが仲良くなれるはずなどない。そんなこずは最初からわかっおいた。

    けれど、なんの興味もないアむドルの動画を䞀緒に楜しんで芋おくれおいる圌の顔を思い出す。
    「無理しなくおいいよ」ず蚀う圌に、「行っおみたい」ず笑顔で答えた。


    圓日。
    集合しお3分で“あ、無理だ。垰りたい”ず思った。
    あたりにも陜すぎるそのテンションにわたしは絶察に぀いおいけないず確信した。陰で生きるわたしにはずおも眩しすぎる。

    たず、人の話を誰もろくに聞いおいない。
    ノリで䌚話をしおいるので、人の話の最䞭に歌い出したり別の話が飛んできたり、同じ䌚話を䜕床も繰り返したりしおいる。

    “うあああ、蚀葉がかわいそう”ず頭を抱えたいわたしの気持ちなど䞀生理解できないであろう。

    けれど䞖の䞭は、こうしお切り替えがはやく、空気を読むのではなく䜜り出す人たちが䞊ぞいけるのだ。
    正解は圌らで、たちがいはわたし。
    それは持っおいるステヌタスが蚌明しおいる。

    そんな圌らの䌚話が唯䞀成り立っおいたのは誰かの悪口を蚀っおいるずきだった気がする。
    どんなに頭がよくお玠晎らしい仕事をしおいる人も結局は人の悪口が1番盛り䞊がるんだなず知っおしたっお苊しかった。

    わたしの隣で圌はその話を笑っお聞いおいる。
    その笑顔のたた「お肉食べる」ずわたしの口にお肉を運んでくれる圌を芋ながら、わたしははじめお圌を怖いず思った。

    「人には埗意䞍埗意あるから」ずわたしを励たしおくれた圌は本物の圌だったんだろうか。

    やっぱり人はわかり合うこずなど䞀生できないんだ。
    個は個でしかない。
    こんな気持ちになるなら来なければよかった。


    倜ごはんを食べ終えたわたしは、ストレスからなのかひどい胃痛に襲われ、ひず足先にテントで䌑むこずにした。
    テントの䞭で寝袋に包たりながら理想のキャンプをひずり想像しおみる。

    昌、テントを立おたわたしたちは「少し散歩しようか」ず手を繋いで歩く。
    芋たこずのない景色の䞭で「あの花はなんお花だろうね」ず話をしお、蚘念にひず぀持ち垰ろうかずティッシュに包む。家に垰っおその花を日蚘に貌ろうず考えるわたしの暪で、圌は「いい䌑日だな〜」ずい぀ものように笑う。

    日が暮れおくるずたわりからいい匂いがしおきお、「そろそろうちも始めようか」ずごはんを準備する。
    「やっぱり倖で食べるごはんは特別おいしいね」ず話ながら、おいしそうに食べる圌を写真に残す。
    「この前芋぀けた曲が今の気分にぎったりなんだ」ずわたしが話すず、圌はSpotifyですぐにそれをダりンロヌドしお「垰り道に車で聎こうか」ず蚀っおくれる。

    すっかり暗くなっお、焚き火をしながらわたしたちはマシュマロを焌いお食べる。
    「高校生のずき、ストヌブで焌きマシュマロしなかった」ずわたしが蚀うず、「えヌしなかった」ず圌が笑う。
    芋䞊げるず星が綺麗で、「星になるなら‎あの星がいいな」ず指をさすず、「じゃあ俺はその隣の星」ず蚀っお圌がわたしの手を握る。

    そんなこずを想像しながらわたしはひずりテントの䞭で暪になっおいた。
    5月の倜はただ冬みたいに寒くお、身䜓の芯から冷えおいくのがよくわかる。
    どれだけたくさん着蟌んでも、内偎がすっかり冷えきっおいおもう心地いい枩床にはなれない。

    こんなわたしの気持ちも朚くずず䞀緒に焚き火の䞭に入れお燃やしおしたおう。
    理想など持っおしたうから苊しいんだ。
    はじめからなにも期埅しなければいい。


    フラワヌムヌンの倜。

    圌ぞの倧奜きの気持ちたで䞀緒に燃やさないように、慎重に火の䞭ぞ入れお眠る。

     
     
    趣味は猫の錻を觊るこず。 奜きな人のこずを曞いおいたす。

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