🎼 『琥珀色の嘘 』―Amber Lie ―
忘れた恋は、ありますか?
もう何年も思い出していない。
名前だって、口にすることはない。
「もう、なんとも思っていない」
そう言えるくらいには、
ずいぶん時間も経った。
なのに――
古い曲が流れたとき。
懐かしい香りがしたとき。
グラスの氷が、カランと鳴ったとき。
何十年も前の横顔が、
昨日のことのように浮かんでくることがある。
人は、忘れることで
大人になるのだろうか。
それとも、
忘れたふりが上手になることを、
大人になるというのだろうか。
そんなことを考えながら、
夜のバーを舞台に、一曲つくりました。
グラスの中で揺れているのは、
ウイスキーなのか。
思い出なのか。
それとも――
あの日からずっと、自分につき続けてきた小さな嘘なのか。
『琥珀色の嘘 』―Amber Lie ―
今夜は少しだけ、
昔の誰かを思い出しながら🎧聴いてください。
作詞:Be happy Good luck
作品楽曲:Suno AI (suno.com) を使用
午前零時の カウンター
氷がひとつ 音を立てた
名前も呼ばない この店で
今夜もあなたを 思い出す
「元気でいるよ」と 笑ったのは
誰に聞かせた 言葉だろう
古いレコード 針が落ちれば
あの日の横顔 戻ってくる
あなたが好きだった
少し苦い ウイスキー
今では私も
飲めるようになったの
忘れたなんて
上手に言える
大人になった
それだけなのに
琥珀色の嘘を 飲み干して
あなたなんか もう愛してない
グラスの向こうで 揺れる灯りに
そんな言葉を 浮かべてみる
さよならだけが 本当で
忘れたことだけ 嘘だった
もしも今夜
あなたに逢えたなら
笑って言うわ
「幸せだった」と
窓際に置いた 空の椅子
誰かを待ってる わけじゃない
だけど扉が 開くたびに
心だけ先に 振り向いてる
あの頃ふたりには
明日がありすぎて
今日という時間を
大事にできなかった
愛していたと
言えないままで
季節ばかりが
上手に過ぎた
琥珀色の嘘を もう一杯
あなたなんか もう待っていない
ピアノの向こうで 煙る夜には
あの日の声まで 聴こえてくる
さよならだけが 本当で
嫌いになったは 嘘だった
もしも時間を
戻せるとしても
たぶん私は
同じ恋をする
ねえ
あなたは今
誰と笑っていますか
私の知らない街で
私の知らない人と
幸せならば
それでいい
それでいいの
……それも
少しだけ嘘
琥珀色の嘘が 溶けてゆく
氷も夜も もう残りわずか
忘れることが 愛の終わりなら
私はまだ 終われないまま
さよならだけは 変えられない
それでも愛した 日々は消えない
もしもいつか
どこかですれ違ったら
名前を呼ばずに
微笑んで
夜が明けるころ
グラスは空になる
あなたを忘れた
ふりをしたまま
扉を開ける
朝の光が
少し眩しい
Amber lie…
my sweet amber lie…

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