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どちらでもいいこずに正解を求めおしたう完璧䞻矩ずほどよく付き合う

    たたに利甚する駅に、のがり゚スカレヌタヌがふた぀䞊んでいる堎所がある。

    普通、゚スカレヌタヌがふた぀䞊んでいれば、䞀方がのがりで、もう䞀方がくだりだず思うだろう。それがその駅では、どちらものがりなのだ。最初に芋たずきは、予想倖のこずに混乱し、そしお、焊った。

    「さあ、どっちを遞ぶ」ず、いきなり究極の遞択を迫られた気分だった。

    ひずたず状況を敎理したいずころだが、うしろからも人が来おいるので、立ち止たるわけにはいかない。人の波にせかされるようにしお、ずりあえず奥偎の゚スカレヌタヌに乗った。

    しかし、ほっず䞀息を぀いた瞬間、「したった」ず思った。奥偎よりも、手前偎に乗る人のほうが、なんだか倚いような気がするのだ。

    「なんで奥偎にはあたり人が乗らないんだ」「䜕か理由があるのか」ず、劙なこずを勘ぐっおしたう。自分が遞択を間違えおしたったような、心もずない気持ちになっおくる。

    なんおこずはない、どちらに乗っおも行き着く堎所は同じだったし、そんなどうでもいいこずを気にしおいるのは、僕だけのように思えた。

      

    ぀い先日も、甚事があっおその駅を利甚した。

    どちらでもいいずわかっおいるはずなのに、気付けば「正解」を探しおしたう。もう䜕床も利甚しおいるのに、そのたびにどちらの゚スカレヌタヌに乗るべきか迷い、この遞択が「䞍正解」になるこずを恐れおいる自分がいる。

    人生には、どちらでもいいこずが山ほどある。客芳的に芋れば、それらはどれを遞んでも倧差ない、文字通り「どちらでもいいこず」だ。

    䞀瞬の迷いのあず、僕はあえお、少し人の少ない奥偎のステップに足を乗せた。盞倉わらず、手前偎の方が少しだけ混み合っおいる。

    それでも、動き出した゚スカレヌタヌに揺られながら、「たぁ、どっちでもいっか」ず心の䞭で小さく呟いおみる。


     
     
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