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初めの一歩ならぬ後退り

    千里 望

     今日は珍しく「オンライン授業」で英語に出ていた二男。

    「明日もオンライン……『出ません』いやー出ようよ『出ません』何で『出ません』理由は『出ません』」

     チッ、駄目か。この頑固さを別に向けて欲しかった。


     学校に行かなくなったのは、ある日突然だった。九月にオンライン授業を受けて、一週間通った次の月曜日だった。いきなり布団饅頭になった二男は布団の中から

    「今日は行かない」

     とだけ声を出した。事態を軽く見ていた私は、

    「はいよ!明日は行くんでしょう?」

    「うん……」

     でも、次の日になっても二男の布団饅頭はしぼまなかった訳です。でも、のんびり屋の私は深く考えずに認めてしまったのです。

    ーーその内行く様になるさとーー

     そう思ってしまったのは、自分も中学時代不登校してしまった覚えがあったからなのでした。

    続くですーー

     
     
     
    はじめまして! 主に短編で物語を書いています。 コメントはいつでもどこでも大歓迎です👍 宜しく御願い致します。

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