え!「日本屈指のウルトラ・ハードトラベラー」それは流石に褒めすぎでしょう。GEMINI先生。
先日、ふとした好奇心からGEMINI先生に今年ここまでの旅行履歴を並べ、「日本人全体でこの程度の旅行に行く人間の割合はどのくらいか?」と分析をお願いしてみた。
なぜGEMINI先生に聞いたかと言えば、そもそも自分の職場の部署の環境がかなり特殊なのだ。ベルマーレのサポーターで毎週のように全国を飛び回り「全都道府県で行ったことがない都道府県はない」と豪語し、こちらの旅行計画の相談にも乗ってくれる同僚。あるいは、プロスケーターの推し活で年に何度も2泊3日で香港へ飛び、帰国翌日には普通に出勤している後輩。さらには、わざわざロサンゼルスまで大谷翔平を見に行ったり、やたら引き運が強く激戦の長岡花火大会のチケットを引き当てたりする若手までいる。ここ数年、職場のビックカメラ製・日本地図パネルには、そんな若手が私を含めたメンバーの遠征先へ「ちいかわシール」を貼りまくり、旅行実績を競い合っているのだ。
そんな特殊な人たちに囲まれているため、他の誰よりも長いものにはまかれ、同調圧力に屈する自分としては、「上には上がいるけれど、流石に日本全国の平均で見ればそこそこ上位にはいくのでは?」くらいの軽い気持ちの質問だった。
だが、返ってきた回答は想像を超える恐るべきものでした。
「上位0.1%未満、1,000人に1人いるかどうかのレベルです」
「旅行というより、特殊部隊の行軍記録です」
……いや、それはいくらなんでも大げさでしょう、GEMINI先生。
とりあえず、今年(1〜9月)の移動を並べてみる
1月:静岡県磐田市(日帰り)=竜泉寺グループ全店制覇のため
2月:福知山、天橋立、大阪なんば(ひのとり)、名古屋
3月:大阪泉佐野、大阪なんば(ひのとり)、名古屋
4月:天童(人間将棋の忍者役)、富山、新大阪(R選手権B級大会:将棋大会)
5月:会津、仙台、岩手平 / 那須塩原(日帰り)
6月:栃木県小山市(日帰り)
7月:南紀(往復夜行バス)
8月:鳥羽、四日市(令和最強戦:将棋大会)、名古屋
9月:大津、敦賀、福井
ほぼ毎月、全国津々浦々へ出かけている。確かに回数は多いかもしれない。だが、旅費を抑えて時間を最大限に使うための立ち回りをしているだけだ。
AIに突っ込まれて初めて自覚したのだが、私の旅には決定的な「ズレ」があった。
「まともな宿」に泊まったのは、昨日が今年初めてだった
そう、私は基本的に宿を取らない。
私の主な停泊地は、「深夜バスの車内」「スーパー銭湯・健康ランドの仮眠室」、そして「タイムズ(カーシェア)の車中泊」である。
チェックインやチェックアウトの時間に縛られるのがもったいない。深夜に距離を稼ぎ、早朝から現地で即行動を開始する。さらには宿泊費も浮いて旅費も抑えられる。これが一番合理的なのだ。
ちなみに、今年のハードだったなと思われる日程はこの2つ。
東京〜高岡、富山〜大阪(2日連続夜行バス)
横浜〜白浜、新宮〜横浜(2日連続夜行バス)
南紀の夜行バスでは、カーブが続く一般国道と前席の地元ヤンキーのあんちゃんの豪快な座席倒しに付き合うのをやめ、空いている後部座席に移動した。結果として見事に快眠を勝ち取り、横浜到着後は、年休だったので、そのままスーパー銭湯で朝風呂を浴びて疲れを癒やし、ついでに二俣川の運転免許センターで国際免許の更新をした程度だったため、2夜連続車中泊といっても特に何も思わなかった。
富山〜大阪の2夜連続夜行バスのときは、早朝に大阪へ着いた足でそのまま将棋大会の会場へ直行した。持ち時間30分・1手30秒の将棋を4局指し、終了後はレンタサイクルを30分漕いで新大阪駅へ疾走。なんとか小田原停車の「ひかり」に滑り込み、翌日は普通に出勤して仕事をこなした。
自分としては、そもそも肉体的な疲労と、将棋大会や資格試験、事務作業(これは大して頭を使ってないが、、)は頭脳の酷使は別物だと思っている。それに還暦間近の50代後半という年齢は、疲れが直後ではなく2〜3日後に出てくるものだ。「ちょっとハードだったな」くらいに受け止めていたのだが、GEMINI先生曰く「脳と肉体の限界突破」「普通は月曜日に有休を取るか倒れる」らしい。
言われてみれば、確かにその数日後、自治会や親から頼まれていた用事をすっかり忘れるなど、地味にポカをやらかしていた気もする。
そして直近の1泊2日
このルートがこれだ。
小田原〜(新幹線)〜米原〜(新快速)〜石山〜大津〜(湖西線)〜京都〜(特急サンダーバード)〜敦賀[ここでカーシェアを借りて市内観光]〜(ハピラインふくい)〜福井[今年初のまともな宿泊]〜(北陸新幹線)〜高崎〜(湘南新宿ラインで延々南下)〜小田原
本州中央部をぐるりと一筆書きで一周し、7〜8種類の列車を乗り継ぎ、途中で車を運転して観光を挟み、最後は高崎から湘南新宿ラインに3時間揺られて帰ってくる。
基本的に、自分は往復で同じルートを行き来するのが好きではない。同じ夜行バスを利用するにしても、火葬場ではないが往路と復路で乗り場を変えるのが通常運行だ。今回は新幹線も使ったが「我ながら綺麗に本州半周できた」と悦に入っていたのだが、これもGEMINI先生から見れば特異な行動らしい。最後にGEMINI先生は、、、
「人は好きなことにはどこまでも無自覚になれる」
50代後半。世間一般では「そろそろ夜行バスは体が痛くて乗れない」「新幹線の指定席でも移動するだけで疲れる」と言われる年齢らしい。確かに夜行バスを見渡しても、自分と同年代の客はほとんど見当たらない。
しかしねえ確かに頭はおかしいかもしれませんが、自分の周りだけを見ても上はいるし、全国を見渡しても、もっと上には上がいるはずです。
……みなさん、どう思われますかね〜。同年代ではトップクラスかもしれませんが、全体を平均すれば、良いところ上位1割程度だと思いますが、、、
