
最終章:「捨てる」「持続可能」という発想
子どもとの生活を守るために投資を始めました。
でも、気づけば毎日スマホで株価を確認し、分析し、
子どもと過ごす時間や心の余裕まで削っていました。
子どもに話しかけられても、頭の中は株式相場のことでいっぱいで、
生返事しかできない日が続いていた。
ある夜、子どもに
「ママ、今日もスマホ見てるだけだったね」
と言われて、はっとした。
「守るために始めたこと」が、
「守りたかったもの」を奪っていたのです。
大事なのは、頑張ることを「増やす」ことではなく、
「持続可能」な形まで「捨てる」ことだと気づいたのです。
■「もっと頑張ればうまくいく」と思っていた
・もっと勉強
・もっと働く
・もっと稼ぐ
そうすれば「子どもとの生活を守れる」と
信じていました。
お金という視点だけで評価してしまっていたのです。
子どものために始めたことが、
結果的には、
子どもと向き合う余力はゼロ、
私自身も毎日疲れ切っていて、
「持続”不”可能」な生活になっていました。
■やることを「捨てる」
「頑張ることを一部 ”捨てれば” 、成果は落とさず、むしろ持続可能になるかもしれない」
ある日、思い立ったのです。
まずは、取り掛かりやすいところから捨ててみました。
・ポイ活を「捨てる」
ポイントがもらえるとお得だと思っていました。
しかし、少ない利益に対し、奪われる時間は多かったです。
いろんな証券口座や銀行口座でポイ活をすることで、
情報が散らばり、情報管理も管理が困難になっていました。
ポイ活をやめたことで、口座管理がすっきりとなり、楽になりました。
次に見直したのは、終わりのない家事でした。
・家事の制限時間を設ける(1日3時間まで)
家事は終わりのない仕事。
家事をどこまでやっても
「私は今日も何もできなかった」
という自己否定感や家族に対する罪悪感をずっと持っていました。
家事は1日3時間までと決めたことで、
「ちゃんと家事をやった」
という自己肯定感ができ、罪悪感も減りました。
そして、一番大きく変えたのは、
私の生活の中心にある投資との向き合い方でした。
・相場チェック、保有株メンテナンスを、毎日→週2だけに絞る
週2回の相場チェックは、
米国市場のS&P500などの終値が確認できる曜日に固定しました。
・火曜朝(週初めの終値)
・土曜朝(週末の終値)
週末のニュースで週初めに大きく値が動くことがある、
日本株は米国市場から影響を受ける
という理由からでした。
最小限の手間で、相場を把握できそうな仕組みを作ってみたものの、
最初は不安でした。
見ない間に暴落したらどうしよう、と。
でも実際に週2に減らしてみると、
むしろ、相場を見ていない間があるからこそ、
私自身が相場を冷静に俯瞰してみれるようになりました。
余白ができたことで頭が冴え、投資分析も短時間で済むようになりました。
相場を見ない日が増えたことで、
子どもに
「この本、読もう。」
と、疲れ果てた顔でなく、笑顔で
読み聞かせできる時間が以前より増えました。
子どもが満足するまで子供の話を聞いてあげられる日も増えました。
■まとめ
以前の私は、
子どもとの生活を守るために、家事も投資も、
「もっとやらなきゃ」と思っていました。
どんどんやることを「増やし」ていたのです。
生き残るとは、
誰よりも多くのことをやる人ではなく、
本当に大切なものを守るために、
やることを必要最小限まで削り落とし、
長く続けられる形を選ぶ人。
私は今、
そう考えています。