
ハーメルンの笛吹きになった男
ハーメルンの笛吹きになった男(465字)
幼稚園は3日で脱落し
小学校では廊下に立たされてばかりのレンが
初めて「ハーメルンの笛吹き男」の主役に抜擢された。
これを機にやる気爆発💥といきたいが
まだまだ自由気ままであった。
ただ気の弱さを跳ね返す力を身につけたかも知れない。
遊び呆ける対象が自然からコンピュータへと変化していき最終的には起業した。
まずは家族が慰安旅行へ行った温泉地に
ゲーム屋の顔でゲーム機を置かせてもらったのが始まりであった。
その後友人宅へ入り浸りその商売の仕組みをシステム化したソフトを持って起業する。
時代の波に乗り人々が集まってきた。
調子に乗って笛を吹き続け会社は拡張したが
ある日、内部情報が持ち出されてしまった。
自分が行ったことは自分に返ってくるものだ。
不景気に苛(さいな)まれた。
しかし、ようやく脱出した。
なのにドボン
本人のみがドボン
自分に身体があるのを忘れていたようだ。
それでもレンは笛を吹き続けていた。
楽しいフリをしていたのか
本当に楽しんでいたのか分からない。

作:ロバート・ブラウニング
絵:ロジャー・デュボアザン
訳:長田 弘
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寝食忘れて没頭する姿
やり尽くしてしまったのだろうか
新天地でも笛を吹いているのだろうか
聞こえるよ野原の中を突き抜ける
口笛吹くよスタート合図
