
服の断捨離をしようとしたら、クローゼットの中身が私の生き方そのものだった
今日は服を減らそうと思って、
クローゼットの写真を全部撮った。
「何を捨てようかな。」
そんな軽い気持ちだった。
でも、服を一枚ずつ見ているうちに、
気づいてしまった。
私は服を見ていたんじゃなかった。
自分の生き方を見ていた。
私はずっと「センスがない」と思っていた。
だから無難な服ばかり選んできた。
白。
ネイビー。
黒。
「変じゃないかな。」
「浮かないかな。」
「普通に見えるかな。」
そんな基準で選んできた。
普通に見えたら、それでいい。
同じ服だと思われなければいい。
高級じゃなくても、
清潔感があればいい。
誰かを不快にさせず、
変だと思われなければいい。
それが私の服選びだった。
でも一枚だけ、違う服があった。
水玉のブラウス。
値下げされていたわけでもない。
試着した瞬間、
「似合う。これだ!」
って思って、その場で買った。
今でも一番好きな服。
断捨離をしようと思い、この服を見た時に
「センスがないとかは関係ない。
『好き』じゃなくて、
『浮かない』で選んできただけ。」
と思った。
この服は「好き」。
そう言い切れる。
それって服だけじゃなかった。
人間関係も。
仕事も。
SNSも。
全部そうだった。
私はずっと
「好き」
じゃなくて
「浮かない」
を選んできた。
クローゼットを整理しようと思っただけなのに、
出てきたのは服じゃなかった。
今までの私だった。
私の内面は外見に表れていたのだと思う。
断捨離したかったのは、
服じゃない。
「浮かないように選び続けた私」
だった。
これからは、
少しずつ。
「浮かない」
ではなく、
「好き」
で選ぶ練習をしてみようと思う。
その練習は、
クローゼットから始まるのかもしれない。