メインコンテンツへスキップ
見出し画像
Photo by1623kita

CADの円錐曲線と光学設計ソフトの非球面を対応付ける方法

    サーチライトラボ

    3D CAD Autodesk Fusion のスケッチで使用できる形状に円錐曲線があります。光学エンジニアにとって円錐曲線といえば

    画像
    OpTaliX 英文リファレンスマニュアル v12.10 より

    の h の多項式で表される部分を除いた、分数の部分を思い浮かべます。これらを相互に変換する方法について考えてみます。

    CAD で使われる円錐曲線は、2つの端点と後述の交点を指定し、パラメータとして ρ (またはrho) のみを使います。

    画像
    https://youtu.be/iBKCHY1HsA4?t=131

    交点は2つの端点における接線の交点です。また、交点は2つの端点の垂直二等分線上になくてもよいのですが、ここでは簡単のためそのように限定します。つまり線対称な曲線を想定します。

    パラメータの ρ は円錐曲線の種類を指定します。

    画像
    https://youtu.be/iBKCHY1HsA4?t=148

    さてここで、

    画像
    式(1)

    で表される曲線をCAD上で描く方法を考えてみます。(h,z)平面上で式(1)は頂点が原点にあり、端点がP₁(h₁,z₁), P₂(h₂,z₂)  (ただし、h₂ = -h₁, z₂ = z₁) となります。P₁, P₂ における接線の交点 P₀ は z 軸上にあり、z = z₀ であるとします。曲率半径を R とし、c= 1/R であることを用いて

    画像
    ρの求め方

    ρからKをもとめるにはこれを解いて

    画像
    Kの求め方

    となります。

    実例追記予定ですがいったん公開します。

     
     
     
    光学技術エンジニア(個人事業主)。26年の会社員生活の後に独立。大学のゼミ、研究室、個人事業や中小企業の皆様に対し光を使って研究や事業を一歩前進するお手伝いをさせてください。光を使えば何かできそうなのだけど見当がつかないというモヤモヤをお持ちの方、ご連絡ください。

    あなたへのおすすめ