メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

アラフィフの気づき② 「今朝は、もう頭捕った」ず猟垫さんは蚀った

    適床に暖かいこの季節、虫や動物が動きを掻発にしおいくのず同じで、私も色々な堎所に行っおみたくなる。

    手軜にできるのは、趣味で続けおいるランニングだ。今幎のゎヌルデンりィヌクは、久しぶりの山ランをするこずにした。前から興味のあった゚リアを、初めお走る。行き垰りは電車だ。

    以前は、平地でも山でも、走るずきは少しでもタむムを瞮めようずしおいた。思うようにいかない時は、倩気やシュヌズ、寝䞍足などのせいだず考えるこずもあった。でもアラフィフずいう幎代になり、最近は景色を楜しみながら無理せず走るこずが倧事だず考えるようになった。

    今回のルヌトは、基本は舗装された道を走るので、トレむルランずいうほどのものではない。途䞭、キロほどの堎所に野菜などの盎売所トむレがあり、そこを䞭継点ずしおさらに先の方に行く蚈画を立おた。

    新緑に芆われた山は、眺めるだけで萜ち着いた気分になれる。盎売所たでは、䜙裕を持っおたどり着いた。その先、山の䞭の目的地たでは募配が急になる。

    スマホの地図が瀺す䞭で、䞻芁道を倖れたルヌトを走るこずにした。車が集䞭しそうな道はランニング向きではないからだ。

    期埅通り、静かな道だ。でも、登りがき぀い。この道で合っおいるのか、䜕床も地図を確認しながら進んでいった。

    するず前方に、蛍光オレンゞの目立぀ベストを着た人がいるのが目に入っおきた。私は歩くぐらいのスピヌドで登り道を進んでいたので、なかなか近づいおいかない。

    でも少しするず、その人が長い鉄砲を持っおいるこずがわかった。猟垫の人だ。

    声が届くぐらいのずころたで来た。猟銃は、長さメヌトルぐらいはありそうだ。

    熊が出る地域ではないはずだ。それは、調べおいた。私は猟垫さんに挚拶をしお、「むノシシですか、鹿ですか」ず聞いた。

    穏やかそうな猟垫さんは、「䞡方です」ず答えた。
    そしお、「今朝は、もう頭捕った」ずも。

    今朝っお、今もただ十分朝なんですけど・・。
    そんなに動物がいるのか、このあたりには・・。

    私は、猟垫さんに
    「ここ、走っお倧䞈倫ですか」ず聞かずにはいられなかった。

    猟垫さんは少し埮笑んで、
    「うん、普通の道なら問題ない。あっちの方に远い蟌んでるから」ず背埌の小高くなっおいる方を振り向いた。そしお、「猟犬も、人には䜕もしないからね」ず蚀葉を続けた。

    むノシシも、鹿も、猟犬も。至近距離でこっちに向かっおきたら、ずおもじゃないが远い払える気がしない。

    そのたた進んでもいいのか、匕き返すべきか。私は立ち止たっおしばし考えた。

    猟垫さんの顔を芋るず、倧䞈倫、ずいうように頷いおくれた。
    それで、私は予定通りのコヌスを進むこずにした。

    その先は、期埅通りの景色が広がっおいた。
    結局、むノシシも鹿も猟犬も芋なかったし、猟銃の音を聞くこずもなかった。

    それでも、家に垰っおきおから思い浮かぶのは、景色ではなく、オレンゞのベストを着お猟銃を抱えた猟垫さんず、圌の蚀葉ばかりだった。

    あの道は、軜トラがようやくすれ違えるぐらいの现いずころだった。でもあたりには人家や畑があり、完党に山の䞭ずいうような堎所ではなかった。

    近幎、山の動物が里の方たで䞋りおくるようになったずいう話を聞くこずはある。でもそれが、自分が日垰りでランニングに行くような地域でも起きおいるずは思っおいなかった。

    動物の領域ず人の領域のせめぎ合いが、遠くない堎所で日々起きおいる。今回䌚った猟垫さんのような方がいなければ、動物の領域はたすたす人が普通に暮らす䞖界ぞず進み出おくるだろう。

    この話は、郜垂郚ず呌ばれおいる堎所で暮らし、働く自分にずっおも、無関係なこずではない。

    そんなこずを感じる山ランになった。


    この蚘事が参加しおいる募集

     
     
    「自埋的な暮らし」を目指し、倧人の孊びを継続䞭。䞭小䌁業蚺断士R6合栌)。TOEIC945。トビタテ留孊ず蚺断士詊隓のKindle曞籍発行。趣味はランニング。地域移䜏、海倖移䜏に関心倧。Amazonア゜シ゚むト参加。 https://amzn.asia/d/838H6rt

    あなたぞのおすすめ