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Photo bydan_tsurumi

【筋書035】高さに取り憑かれた男・・・

    何者かになりたかった。
    小説なり、CMなり、完成させる技量はない。
    それでも、物語のはじまりだけは浮かんでしまう。
    だから、筋書きを卸すことにしました。 未完の原石を、誰かの手へ。
    本日の一本。活きのいい、140文字の筋書き。

    筋書卸市場とは

    高さに取り憑かれた男、真壁慎二(マカベシンジ)。

    どんな摩天楼でも命綱一本で降りきる“最後の窓拭き”。
    危険な現場ほど彼に依頼が集まる。

    怯えながら作業準備をする新人が理由を問うと、
    彼は一度だけ手を止めて言った。

    「誰にもできない。だから俺がいる」。

    その一言で、少しだけ空気が澄んだー

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    035

    筋書卸市場へ、ようこそ

    最後にここまで読んでいただきありがとうございます!

    ここは、市場です。
    まだ名前のない物語たちが、
    誰かに選ばれるのを静かに待っている場所です。
    どうぞ、自由に手に取ってください。
    そして、もしよろしければ。
    その先まで、連れていっていただけたら幸いです。
    筋書卸市場

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