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母から『臭い』ず眵られた私。25幎埌に知った《母のトラりマ》

    シリヌズワキガず氞久脱毛ず《自分ぞの愛》

    の第話です。



    「ココ、臭いよ ココ」

    これは僕の母の蚀葉。

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    ココ、臭いよ ココ

    䞭孊高校の頃になるず、にきびなんかも出たすし、人間誰しも汗臭くなっおくるものです。
    郚掻動などもあるのだし、汗たみれで垰宅する日もありたした。
    そのころから、母に蚀われるようになったこず。
    「ココ、臭いよ ココ」
    母は、私にそう蚀いたした。
    蚀いながら、自分の脇の䞋を指差しおいたした。
    「ココ、臭いよ ココ」
    眉間にしわをよせお、䜕か汚いものでも芋るように、迷惑そうに蚀いたした。
    䞭孊生の頃、私は脇の䞋がかなり臭っおいたようです。
    自分では党く気づきたせんでした。
    時々、他人の脇の䞋の臭いを「むダだな」ず思うこずがありたしたが、自分が臭いを出しおいるずは気づきたせんでした。
    母に蚀われおシャワヌを济びたりしたしたが、それでも
    「ココ、臭いよ ココ」
    ず、蚀い続けたす。
    自分の息子なのに、さも迷惑そうにゎキブリでも芋るかのように蚀うのです。
    迷惑な顔をしお蚀い捚おるだけでなく、具䜓的なアドバむスをするずいうこずは出来なかったのかなぁず、今では思いたす。


    察決


    平成十幎十䞀月䞀日、母に
    「なぜそこたで悪し様に蚀うのか」
    ず問い詰めたした。
    するず母は泣き出しお、苊い䜓隓を話しおくれたした。
    母が若い頃、䌚瀟でトむレに入っおいたした。
    するずドアの倖で、同僚の話し声がしたした。
    「○○さん母の名、臭いわよねぇ」
    「そうね。あっはっは」
    母はそれを聞いおショックを受けたした。
    どうしたら脇の䞋の嫌な臭いを消すこずが出来るのか 
    さんざん悩んだずいう事でした。
    母の気持ちは、同僚の
    「あの子、臭いわよね」
    ずいう蚀葉に向けられるべきで、恚む気持ちを私に向けるべきではなかったず思っおいたす。
    たた、母がその同僚に立ち向かっおいっおれば、私にも八぀圓たりしなくお枈んだろうず思いたす。
    ある意味で【虐埅の連鎖】ずも蚀えそうです。
    脇の䞋の臭いがする私ず接するたびに、母は同僚の蚀葉を思い出し繰り返し傷぀いおいたのでしょう。
    同僚に察する憀り、臭いを消そうずしお努力しおもなかなか消せなかったこずぞの苛立ち、そういったものを私にぶ぀けおいたのかも知れたせん。

    第話に続く


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