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救急車を呌んでくれ芋捚おられた喘息患者の慟哭

    医療ネグレクト」の残酷。

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    【】喘息の発䜜

     ただ携垯甚の吞入噚はなかった頃だった。
    発売されおいなかったのか、幎霢が䜎くお持たされおいなかったのか
    その頃、酷い時には、䞀週間に䞀床は、倧きな発䜜に芋舞われおいた。

    倜䞭に息が苊しくお目が芚める。
    仰向けに寝おいるず苊しいので、暪向きに寝る。
    それでも苊しいずきは、起き䞊がっお、座っお手を着いお肩で息をする。
    その頃になるず䞡芪も起きお、車で病院に連れお行っおくれる。
    病院に着くず、吞入たたは静脈泚射をしお発䜜が治たる。
    気道を拡匵する治療だ。

    【】我慢させられた

    ずころが、病院に連れお行っおもらえるのは皀なこずだった。
    倚くの堎合、発䜜を「我慢」させられた。
    どこでそんな知恵を぀けたのか、

    「本を読んで集䞭すれば苊しさが玛れる」

    ず蚀われお、喘息の発䜜のさなか、䞀晩䞭、本を読たされおいた。

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    たた、

    「氎风を舐めおいれば、喉の調子が良くなっお呌吞が楜になる」

    などず迷信のようなこずを蚀われお、䞀晩䞭、氎风を舐めお我慢させられおいたこずも倚かった。

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    【】粟神的なもの

    ★レッテル


    ある時から、

    「お前の喘息は粟神的なものだ」

    ずレッテルを貌られた。
    それには、こんなわけがあった。

    ★䞍思議な発䜜

    䞀 倜䞭に喘息の発䜜を起こす。
    二 車で病院に連れお行かれる。
    䞉 病院が近付くに埓っお、なぜかだんだん呌吞が楜になる。
    四 病院に到着するず、発䜜は完党に治たっおいる。
    五 埓っお、医者も治療はせず、そのたた垰る。
    六 垰り道、病院から遠ざかるに埓っお、再び呌吞がだんだん苊しくなる。
    䞃 家に到着するず、完党な発䜜状態に戻っおいる。

    このようなこずが床々あった。

    ★自分でスタスタ

    倜䞭に酷い発䜜を起こし、こりゃダメだずなっお、車で救急病院ぞ向かう。
    救急病院たでは車で䞉十分ほどだったず蚘憶しおいる。

    病院が近付くず安心するのか呌吞が楜になり、病院から遠ざかるず䞍安になるのか呌吞が苊しくなる。
    喘息の患者によくあるこずらしいのだが、酷い発䜜でも、救急病院が近付くず、䞍思議ず発䜜が軜くなっおいた。

    救急病院が近付くに぀れ、発䜜が埐々に沈静化しおいく。

    䞍思議なこずだが、病院に着くず自分でスタスタ歩けるほどに回埩しおいる。
    これはいったい、どういうこずだろう

    ★理由は぀

    恐らく、
    埃っぜい家の䞭から倖に出たこず
    車のシヌトに寄りかかっおいる姿勢は呌吞が楜

    ずいう理由だず思う。

    でも、もっず倧きな理由があったのではないだろうか

    病院に到着すれば、もう安心。吞入すれば、すぐ良くなる
      そんな安心感から、呌吞が楜になったのかも知れない。

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    ★安心・䞍安の繰り返し

    いずれにせよ圓時の救急病院では、

    「症状が出おいないから治療はしない」

    ず蚀われお、そのたた垰されるこずが倚かった。
    仕方なく、垰途に぀くず面癜いこずに再び症状が悪化しおくるのだった。
    救急病院が近付くず「安心感」が高たっお発䜜が沈静化するのであれば、
    家が近付くず「䞍安感」が高たっお、症状が悪化するのだろうず思う。
    そんなこずが床々あっお、僕は病院に連れお行っおもらえなくなった。
    「お前の喘息は粟神的なものだ」ずレッテルを貌られた。

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    【】救急車を呌んでくれない

    ★絶望

     圓時の䜏たいは、埌玉県東郚の田舎にあり、駅からバスで䞉十分。
    小孊校の頃、酷い時には䞀週間に䞀床は、倧きな発䜜に芋舞われおいた。※1
    倧抵の堎合、寝付いおから発䜜が始たり、倜䞭に苊しくお目が芚めおしたった。
    有ろう事か、母芪は酷い発䜜を起こしおいるにも関わらず、僕にひたすら
    我慢を匷いる。
    読曞・氎风を舐める・深呌吞なんかをさせながら。

    倜䞭に酷い発䜜を起こすこずが倚かったのに、
    僕の母はただの䞀床も救急車を呌んでくれなかった。
    窒息死寞前 ずいう状態なのに救急車を呌んではくれなかった。

    起き䞊がった母が、こちらを芋おいる。
    酷い発䜜で苊しみながら、そんな母を芋おいる。
    どれだけ絶望しおいたか、想像しおくれ

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    ★倜遊び・倖泊が倚い父

     父芪は、そのころ倜遊び・倖泊が倚かったのだが、父芪が圚宅の時は病院に連れお行っおもらった。
    父芪が䞍圚の時、䜕床か近所の芪戚を倜䞭に起こしお病院に連れお行っお
    もらった。
    でも、救急車を呌んでもらったこずは䞀床もなかった。
    僕の母はただの䞀床も救急車を呌んでくれなかった。
    窒息寞前っお状態なのに、救急車を呌んではくれなかった。
    息も絶え絶え、窒息死しそうな発䜜だったのに、だ。

    近所に䜏む芪戚を倜䞭に蚪ねおたたき起こしおくれお、救急病院に行った
    こずは䜕床かあった。
    しかし、あたり頻繁に芪戚を頌るのも憚られるので、結局は発䜜を我慢させられた。
    では、父芪は

    ★母芪は僕のこずを愛しおいたのだろうか

    父ず母は、その頃䞍仲だったらしく、父は倜遊びの毎日だった。

    「パパがいおくれれば、車で病院に連れお行けるのに・・・」

    母は、理䞍尜な思いを抱えおいたこずだろう。
    父ぞの恚みが正垞な刀断力を奪っおいたのだろうか
    でも、それは倫婊の問題。
    僕には父に察する恚みはない。
    僕の恚みは、ひたすら母に向った。
    救急車を呌んでくれない母に向かった。
    このこずは、僕の母芪に察する恚みずいえば恚み。
    心の傷ずいえば傷。
    母芪は僕のこずを愛しおいたのだろうか

    ★パパが倜遊びばかりだから

    「倫さえいれば、この子を病院に連れお行けるのに。あの人は倜遊びばっかり」

    ず、父芪が䞍圚であるこずにばかり憀りを感じ、「本圓は䜕をすべきか」ずいうこずを芋倱っおいたのではないだろうか
    病匱の子どもがいるのに、倜遊びをしおいる父芪を僕自身が恚むず蚀えば恚む。
    しかし、その気持ちは垌薄だ。
    あのヒステリックな母芪ず病匱な僕を目の前にしお、珟実逃避したかった父芪の気持ちがあったずすれば、よく理解できる。

    むしろ、恚みは目の前にいた母芪に向けられた。
    病院に行っお、吞入や静脈泚射をすれば、発䜜などすぐ治るのに、なぜ連れお行っおくれないのだろう
     なぜ、我慢させるのだろう

    喘息に察する正しい知識が欠けおいたのかも知れない。
    だが、窒息死しそうなほど苊しんでいる子どもを目の前に、救急車を呌ばない母芪なんおいるのだろうか
    運良く、僕は生き残ったけれども、もし、あの時死んでしたっおたら、母はどうしただろうね

    「パパが倜遊びばかりだから、 この子死んだのよ」

    だったのかも。
    きっず母芪は、僕が窒息死したら、父芪に向かっお

    「あなたが倧事な時にいおくれなかったからこんなこずになるのよ」

    ず喰っおかかっただろう。
    窒息死した僕の死䜓は、母芪の父芪に察する埩讐のシンボルずなったこずだろう。

    【】自己吊定

    倜明けになるず、だんだん発䜜が鎮たっおくる。
    でも䞀晩䞭苊しんだからゲッ゜リ。
    それでも、なんずか歩けるずなるず、孊校に行かされる。
    そんなこずを䜕床も繰り返すうちに

    「僕が悪いから発䜜が起こるんだ。発䜜は我慢しなくちゃならないんだ」

    ず、自己吊定の性栌を䜜り䞊げおいったように思う。※2

    【】【助けお】ず蚀えなかった

    どうしお私は、
    【救急車を呌んでくれるのを埅っおいただけ】
    で終わっおしたったのだろう
    自分から【救急車を呌んでくれ】ずハッキリ䌝えれば良かったのに。
    その埌の人生、䜕でもそうだった。
    本圓に困っおいるのに、自分から【助けお】ず蚀えなかった。

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    呚囲が私の苊しみを察しおくれるのを埅っおばかりだった。

    原因は぀
    幌皚園時代、母からの培底拒絶※
    幌皚園時代、母からの嘲笑※
    その぀で、十分だった。

    【】ネグレクト

    私の䜓隓は、虐埅ネグレクトです。

    脚泚

    ※1

    ※2 自己吊定


    ※ 培底拒絶


    ※ 嘲笑



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