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ワカサギのフライ/父からの暴力


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    ワカサギのフライ

    小学三年のある朝のことだった。
    朝食のおかずに「ワカサギのフライ」が出ていた。
    魚のまるごとのフライは、僕にとっては嫌悪するものだった。
    恐る恐るかじってみた。
    かじった場所が悪かったのだろう。
    頭の部分をかじったので、とても苦いものだった。
    残りの部分を皿に戻しておいた。
    父・・「おい!どうしてフライを食べないんだ?」
    僕・・「だってマズイんだもん。」
    母・・「一口食べてみてマズかったら、食べなくてもいいわよ」
    僕・・「さっき一口食べたらとても苦かったんだよ!」
    父・・「どこに証拠がある!」
    僕の食べ残したフライは、無くなっていた。
    僕・・「誰かが食べちゃったんだよぉ!」とたんに父の平手が飛んできて僕の眉間に当たった。すぐに、鼻血が吹き出した。鼻血は滝のように流れ出て、僕のTシヤツを濡らした。

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