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くみちゃんとようこちゃん


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    くみちゃん


    ようこちゃん

    「あっしーくん」

    くみちゃんとの付き合いにほぼ並行して付き合っていたのが、ようこちゃんです。
    付き合うと言っても、その当時は恋愛対象としてはくみちゃんだったわけですから、ようこちゃんは「友達」に過ぎません。
    くみちゃんと同じくタウン誌を通じて知り合った。
    その当時は「あっしーくん」という言葉は無かったと記憶していますが、
    僕はようこちゃんのあっしーくんだった。
    ようこちゃんは、東武宇都宮駅の西の宇都宮女子高校の近くに住んでいた。JR宇都宮駅からようこちゃんの家の近くまではバスがあるのに、
    ようこちゃんは、わざわざ僕を呼び出して家まで送らせてた。
    ようこちゃんは女王様のように威張っていたわけではない。
    また、僕もようこちゃんに下心があったわけでもない。
    でもどういうわけか、僕がようこちゃんを家まで送ってあげる
    「あっしーくん」
    としての付き合いが続いてた。

    夜の公園で

    一度だけ夜の公園で話し込んだことがあった。
    僕にその気があれば雰囲気作りをして、キスするような場面だったのでしょうけれど、缶ジュースを飲みながら自転車をだらだら乗り回す少年が何人かいて、雰囲気作りどころではなかったです。
    そもそも僕は、ようこちゃんにその気が無かったのだし。
    「あいつら、シンナー吸ってやがる」
    とようこちゃんが言った。
    缶ジュースを飲みながら自転車をだらだら乗り回す少年は、どうやらシンナーを吸っていたらしいです。
    空き缶にシンナーを入れて、缶ジュースを飲むような仕草でシンナーを吸うということらしいです。


    転勤

    その後、東京に転勤になり、くみちゃんとようこちゃんとは
    お別れになった。
    しかし、ようこちゃんと思いがけない再会を果たす。



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