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深爪をわざと作る(5mm?)

    学校で体育の時間は僕にとって苦痛でした。
    跳び箱なんて、なぜ跳べないといけないのかわからず、
    【跳べない理由】があるとそっちに飛びついてました。
    手に小さな傷があって手をつくと痛いから思いっきり跳べない 。

    小学校三年生の頃、両手の親指に、だいぶ深い深爪をわざと作っていました。
    無理に爪切りでえぐるようにして、淵から五㎜ほどは食い込んでいたと思います。
    何かを出来なくても、【深爪】が何かを出来なかった理由になる。
    そんな思いがあったのでしょうか?
    深爪が逃げ腰の自分を代弁してくれてました。
    日常的に跳び箱を跳べない理由にしていたと思います。

    もしかすると、そんな自分に気づいて欲しかったのかも知れません。
    でも誰も気づいてくれませんでした。
    後年、このことを思い出して、
    『僕は、ミュンヒハウゼン症候群なのだろうか?』
    などと思いました。

    ※ ミュンヒハウゼン症候群
      虚偽性障害に分類される精神疾患の一種。
     症例として周囲の関心や同情を引く為に病気を装ったり、
     自らの体を傷付けたりするといった行動が見られる。



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