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【あなたに会えて幸せ】/第2章第11話「もうあなた無しでは生きられない②」

    翌日10時に横浜駅で、トモキに会った。
    どことなくソワソワしているトモキ。
    私の下着でも買うつもりかな?(笑)

    トモキは、デパートに行くと言った。
    もちろん私もついて行く。
    やっぱり今日のトモキは、おかしい!

    エレベーターを5Fで降りた。
    ということは、私の服や下着ではないか、、、。
    ちょっと残念。

    それにしても無言のトモキ。

    「つ、つ、ついたよ。こ、こ、この店」。

    トモキが噛んだ!
    しかも、ジュエリー・ショップ?

    「まさか!」

    私は、声がうわずった。
    トモキが指差したショーケースには、指輪。

    「君の好きな指輪を選んでくれ。
     け、け、け、」
    (頑張れ!)

    「結婚してください!」

    いつの間にか、店内放送が。
    あ。このイントロ、まさか。
    私の耳が、あの優しいメロディを捉えた瞬間、トモキのまっすぐな視線とぶつかった。
    水時計【あなたに会えて幸せ】に変わってる!

    「ズルいよ、トモキ、、、
     こんなプロポーズ、素敵過ぎる!」

    私は、涙が溢れて、トモキの顔が見えなかった。

    「僕と結婚してください」

    言いながら、バラの花束を差し出すトモキ。
    いつの間に?

    「その言葉を待ってました。
     こんな私で良ければ」

    と言って、花束を受け取った。
    いつの間にか、トモキの横に、男性・女性。
    まさか!
    困るよ~
    こんな普段着なのに、、、。

    「はじめまして、トモキの父です」
    「母です」
    「ミ、ミ、ミクです。
     お義父様お義母様、よろしくお願いいたします」

    気を失いかけて車椅子から落ちそうな私を、お義母様が支えてくれている。
    温かい手。
    私は、ついに大きな声で泣いてしまった。

    ありがとうございます。

    --- 第2章完---


    第12話に続く



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