メインコンテンツへスキップ
見出し画像

丑三つ時に目が覚めた

    体感にして午前2時頃。

    まず、頭だけが先に覚醒した。

    あ、起きている。
    やけに思考がはっきりしている。

    けれど目は閉じたままをキープする。

    そのあいだ、何度も寝返りを打って、少しでも眠りに戻れそうな位置を探る。

    隣からは、ぷすー、ぷすー、と規則正しい夫の寝息。

    ああ、羨ましい。

    私も、あの世界へ戻りたい。

    戻りたいのに、戻れない。

    もそもそ、ごそごそ。
    横を向いたり、うつ伏せになったり。

    絶対に時間は見ないと決めていたのに、
    ついにスマホを手に取る。

    午前3時。

    はぁ、やっぱり。

    明日も、いや、今日もか。
    お弁当作りから一日が始まる。

    寝なきゃいけない。体力のためにも。
    寝よう、寝るんだ。

    そう思えば思うほど、目は冴えていく。

    何度も体勢を変える。

    もやもやと、仕事のことや人間関係のこと、さまざまなことが頭をよぎる。

    はぁ。ため息しか出ない。

    あああ、もう4時。

    あと1時間しかない。

    いっそ、もう寝るのは諦めようか――



    ……一瞬、意識が落ちていた。

    やった。

    気がつけば、5時。

    はー、最っ高にだるい。

    起きたくない。寝ていたい。

    でも、仕方ないから起きる。

    おはよう、わたし。


     
     
     
    ​親として、ひとりの人として。日々生まれるノイズも、内側のざわつきも、飾らず、気取らず、言葉に。変わり続ける自分の「現在地」を書き残しています。​綺麗に整った生活よりも、手触りのある毎日を🌝 ※Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。

    あなたへのおすすめ