
シュニール織から、キャンバス、果てはメッシュまで
若い頃は、そうでもなかったのに
最近急に可愛く見えるものの代表格として
フェイラーがよく挙げられる。
私たちも歳をとってきているから
フェイラーの可愛さを理解できるようになったかと思われがちだけど、絶対違う。
あちら側からものすごーく、私たちに走り寄ってきてるのだ。
なんたって最近のフェイラーは
昔見ていたあの頃のフェイラーじゃない。

どう?
かわいい?
別に私は、正直そんなにほしいとは思わないかな…。
色使いに、謎の花、別に私が年をとったからといって、このハンカチを使いたいとは思わない。
けれども最近の柄はとにかくファンシーでキュート。
いろんな柄が絶えず発表され、その中でも私は動物柄にゾッコンなのだ。


フェイラーの店舗のSNSを常にチェックし、新入荷情報を飽くことなく待ち望んでいる私は、
立派なフェイラー大好きミドサー女性である。
フェイラーの新柄発売日には、整理券を取らないと入店することはできず、オンラインショップでも繋がるまでに2時間ほどかかることもある。
限定の柄なんて、抽選でしか買えず毎回一喜一憂している。

そのかわいさと、なかなか入手できない希少性が
私のドーパミンやらアドレナリンやらを刺激して、一層熱中させてくる。
完全にフェイラーによるマーケティングの熱に浮かされているのだ。
フェイラーはシュニール織と呼ばれる、ふかふかとした素材が特徴的なハンカチを売っている。
とにかく丈夫で、長いこと使えるのとアイロンが要らない点が気に入っている。
昔はハンカチを持ち歩かないで、こっそり服で手を拭いていた私も
フェイラーのおかげで毎日ハンカチを使うようになった。
けれどフェイラーの商品はハンカチにとどまらない。
ポーチ、ペンケース、バッグ…
とにかく鞄の中身どころか、鞄さえもフェイラーで埋め尽くそうと画策してくるのだ。
初めてフェイラーのポーチを購入した時は、その値段に震えたのをよく覚えている。

人間とは恐ろしいものだ。
あんなに迷って迷ってエイヤと買ったポーチにも慣れ
一枚2750円のハンカチを躊躇なく買うようになる。
そして次には、気に入った柄をまとめ買いし始める。

こわい!!!
なんだこれは。
私の家には毎日取り替えても使い切らないほどのフェイラーのハンカチがあるのに、ポーチまでシェニール織にし始めてしまった。
そして、フェイラーにはブランドオリジナルキャラクターが存在する。

こいつらがまたしぶとくて
顔がついたワッペントートを買おうとして先着予約に参戦したものの、2秒で売り切れてしまった。
別に、そんなにピンとこないタイプのクマだと思ったのに
なかなか買えない希少性から、たまたまオンラインで在庫に出会えた時にはドーパミンバシャー状態で、とりあえず購入してしまった。

そして、それまで買ってこなかったフェイラーのハイジシリーズにも
再入荷のタイミングで出会い無事入学…

もはや、シュニール織はどこへやら。。。
私はハンカチでもなく、シュニール織でもない、メッシュのポーチをありがたがって購入するようになってしまった。
本当はメッシュのこの柄のペンケースも欲しい。
あぁこわいこわい。
フェイラーは、確かに私たちの方に全力ダッシュしてきている。
どうやら私は、逃げきれないようだ。