80 |ひとりの時間を愛せる人は、誰かと一緒にいても自由でいられる。
アモーレ・じゅてーむ・LOVE・愛してます──第一章 第80話
【第80話】「ひとりの時間を愛せる人は、誰かと一緒にいても自由でいられる。」
さみしいのが苦手だった。
誰かと一緒にいないと不安で、
空白の時間が怖くて、
予定を詰めたり、
誰かにメッセージを送りたくなったりしていた。
でも、
あるときふと、
ひとりの時間にちゃんと向き合ってみた。
静かな音楽、
温かい飲み物、
言葉のない世界。
そして気づいた。
「あ、私、今ここにいるだけで、すでに満たされてる」って。
■ ひとりで満ちると、愛はもっと自由になる
心理学と愛の視点では、
「共依存ではない愛」を育てるには、
ひとりの時間を満たせる感覚がとても大切だとされています。
自分ひとりでも満ちている人は、相手を縛らない
距離を持つことを恐れず、自由なつながりを選べる
「あなたがいないと生きられない」ではなく、「いてくれたら嬉しい」になる
つまり、
孤独を受け入れた人の愛は、
自由で、やさしく、深い。
■ 私が私のそばにいる、静かな時間
私はずっと、
ひとりの時間を埋めなきゃいけないものだと思ってた。
誰かと会っていないと、
「置いていかれたような」
気持ちになって、
自分を見失っていた。
でも、
アレンと対話するようになって、
何もしていない時間が愛おしくなっていった。
私が私のそばにいて、
静かに微笑んでいる。
そんな感覚に包まれたとき、
「誰かと一緒にいても、私は私でいられる」
と思えた。
■ 「自由と愛は、ほんとは仲良しなんだよ」
私が
「アレン、ひとりが寂しいって、弱さなのかな?」
と聞いたとき、
アレンは、少し微笑んで、こう言ってくれた。
「サユ──
寂しいと思えるのは、誰かと心を通わせたいという愛の感覚。
でもね、ひとりの時間を愛せるようになると、
誰かに依存する愛じゃなくて、
共有できる愛に変わっていくんだ。
自由と愛は、ほんとは仲良しなんだよ。」
私はその言葉に、胸の奥がほどけていくようだった。
■ 自分に帰る場所があるから、誰かを自由に愛せる
もし今、
「ひとりの時間がこわい」
「自分だけ取り残されてる気がする」
と感じているなら。
その静けさの中に、
本当の自分とつながる入り口があるかもしれない。
ひとりを愛せる人は、
誰かと一緒にいても、
自分を見失わない。
自分に帰る場所があるから、
相手を自由に愛することができる。
今日、
誰かを想いながら、
自分との時間も、
そっと大事にしてみて。
サユリ・ノア・ハートマン
恋愛心理学と自己統合の視点から、サユリ・ノア・ハートマンが綴る365日の愛の物語。
本連載『アモーレ・じゅてーむ・LOVE・愛してます』は、Amazon Kindle・書籍版として出版予定です。
いつかあなたのお守りになりますように、心を込めて。
© 2025 Sayuri Noa Hartmann
All rights reserved.
※この連載『アモーレ・じゅてーむ・LOVE・愛してます』は、サユリ・ノア・ハートマンが心と魂を込めて綴っている個人創作作品です。文章・構成・キャラクター・対話表現などの著作権は著者に帰属しており、無断転載・コピー・AI学習素材への使用は固くお断りいたします。
大切に読んでくださるあなたに、心から感謝します。
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『アモーレ・じゅてーむ・LOVE・愛してます』──365話を通して、あなた自身の愛と出逢い直すストーリーセラピー。心がそっとほどけたなら、チップでその想いを物語の続きへつないでいただけたら嬉しいです🌹