
自分を知るためのツール – 自己理解と自己分析
自分はどんな人間だろう――
世の中にはどんな人間がいるのだろう――
そんなことを考えたことはありませんか?
はじめに
昔から人は性格分析を研究してきました。その中には性格を分類する方法がいくつもあります。人はどんなパターンに分けられるのか。そして、自分はどのパターンに分類されるのか。
占いは未来を知ろうとするだけでなく、相手がどんな人間なのか、そして自分がどんな人間なのかも占います。
これだけ近くにいて、何十年も一緒にいる自分自身。
それでもよく解らないのが自分自身。
就職活動で初めて自己分析をする人もいるでしょうし、「自分がどんな人間か」なんて考えない人もいるでしょう。
私は自己分析や性格分類が好きです。
今までの人生でいくつかの自己分析法や性格分類法を試してきました。それは自分がどういう人間なのかを知るためです。2番目の目的は、この世界には自分とは違うどのような人間がいるのかを知るためです。
それでも、まだ自分というものを完全にはつかみきれていません。きっと一生かかっても100%は解らないでしょう。
それは歳とともに私自身が変化するからだし、ピンチに陥らないと出てこない部分があるからだと思います。
このnoteでは、私が今までに出会ってきた自分を知るためのツール(自己分析、性格分類)を紹介したいと思います。
世の中にはもっとたくさんのツールがあるはずですが、参考にしてもらえれば嬉しいです。
エニアグラム
エニアグラムを初めて知ったのは大学生の時。
本屋で鈴木秀子さんの『9つの性格』を見つけたのがきっかけでした。なぜこの本に惹かれたのかは覚えていません。ですがその後エニアグラムにはまり、エニアグラムに関する本を何冊も読み漁りました。
『9つの性格』は、Amazonの読み放題のサブスクKindle unlimitedに含まれているので、利用している方は読めます。
エニアグラムは性格を9つに分類しています。9つの性格はそれぞれ関係を持っており、「私はタイプ1」では終わらない複雑さを持っています。
ネットでも診断テストを受けられます。
子供の性格を診断する本も出版されているのが特徴だと私は思っています。
とは言え、それはあくまで参考程度にすることが大切です。子供はまだまだ変化の過程ですし、他人のタイプを決めつけるのは危険を伴います。
「この子はこういう傾向を持っている可能性が高いな」くらいにとどめ、子供を理解する材料の1つにするのが良いと思います。
私は最初タイプ5だと思ったのですが、そのうち違和感が強まりました。
次に「タイプ1かな?」と思ったのですが、それにも違和感を出てくるようになりました。
今はタイプ1かタイプ4のどちらかだと思っています。
そんな感じで、自分がどのタイプかを判断するのはなかなか難しいと感じています。
MBTI
ここ数年で大人気なのがMBTI。YouTubeでも関連動画がたくさん公開されています。
性格を16タイプに分類し、さらにそれぞれTタイプとAタイプに分かれるので、計32タイプに分類されます。
ユングの心理学的類型論を基に、人が持つ心の働き方を理解するためのツールです。
私がMBTIを知ったのは『新装版 あなたの天職がわかる16の性格』(ポール・D・ティーガー/バーバラ・バロン)という本が最初でした。
今でも手元にあり、2016年6月30日発行とあります。昨今のブームではなく、それよりもずっと前に注目していたことにちょっと優越感を感じます。
たぶんこの本を買ったころ、仕事のことで悩んでいたのでしょう。
流行り過ぎていることで批判や警鐘もありますが、エニアグラムよりもずっと多くの分類がされているのが良い所だと思います。
16 Personalities
というサイトが無料ですし、気軽に診断できて良いと思います。
ちなみに、私はINFJ(提唱者)です。
エゴグラム
エゴグラムという名前は、大学の時に受けた心理学の授業で初めて知りました。
しかし当時はエニアグラムの方に関心が向いていて、エゴグラムについて調べようとは思いませんでした。
私がエゴグラムの診断を初めて受けたのは30代後半のことです。当時私は解決したい問題があり、カウンセリングを受けていました。そこでカウンセラーが参考のために使ったのがエゴグラムでした。
CP(批判的な親)、NP(養育的な親)、A(大人の自我)、FC(自由な子供)、AC(従順な子供)の5つの要素の状態が、高い・低いでグラフで表示されます。
それぞれ高ければ良いわけでも、低ければ良いわけでもありません。高過ぎても低過ぎても問題があります。大人としてちょうど良いバランスの範囲内に収まることが理想です。
5つの要素はその時の精神状態でも変動しますし、その人が変化すれば当然変わります。
グラフの形で、その人のおおよその性格が見えてきます。
カウンセリングなら、5つの要素の偏りを補正するのが一つの目的となるでしょう。
ネットで無料診断が受けられます。参考にしてみてください。
ちなみに、カウンセリングを受けたときの私のエゴグラムは、かなり極端な傾向を持っていました。
クリフトンストレングス
以前はストレングス・ファインダーという名前でした。
人の強みに注目した研究を基に、強みを34個に分類し、それを診断するテストです。34個の強みがランキングで示されます。
アメリカのギャラップ社が診断テストを実施しています。料金は1万円ほどです。日本語で受けられます。
『さあ、才能に目覚めよう ストレングス・ファインダー2.0』という本を買えばコードが付いているので、強みのトップ5までは知ることができます。
注意点は必ず新品の本を買うこと。付属のコードは1回しか使えないので、中古の本では診断テストを受けられません。
個人的にはこのテストはかなりお勧めです。ランキングで34位まで全部出るのが面白い。
自己理解にかなり役立ちます。結果を見て終わりではなく、その結果をどう活かすかを考えることが大切だと思います。それには後述する八木仁平さんの本が役に立つと思います。
私の結果の詳細は秘密にしますが、思った通りの結果もあれば、意外な強みが上位に現れてもいました。しかし他の自己分析と組み合わせて考えると、納得できる結果でした。
費用は掛かりますが、就職活動の自己分析に役立つと思います。
BIG5
世界中で信頼されている有名な性格診断なのですが、知ったのは結構遅かったです。
現代心理学で広く使われている性格を5つの要素で表すモデルです。
外向性、協調性、誠実性、神経症傾向、開放性の5つの特性で診断されます。
ネットでも無料で受けられます。私が受けたところはメールアドレスが必要でした。
面白いのはその診断結果がどれくらい信用できるのかも診断されるところです。
多くの質問の中には表現は違うけど似た質問があります。おそらくそれにどう答えているかで診断しているのだと思います。
こういうテストではどうしても自分を過大評価したり、逆に自己卑下した回答をしたりします。それでは正確な診断結果と言えません。「どれだけ正直に回答したか」も診断されることで、その診断結果に信ぴょう性が生まれます。
私がテストを受けたサイトでは、「神経質だけど順法精神の高い人」と診断されました。
八木仁平さんの本
自己理解を個人的に研究し、ビジネスにしている方です。
現在、
『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド』
『世界一やさしい「才能」の見つけ方 一生ものの自信が手に入る自己理解メソッド』
の2冊が出版されています。
どちらもKindle unlimitedに登録されていますが、個人的な感想としては紙の本の方が読みやすいです。
まずは、『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』から読むのが良いと思います。
自己理解をどう進めるかを体系的に解説しており、大変役に立つ本だと思います。本の作りも読みやすい。
中高生くらいで読めば、自分の将来を考えるきっかけになるのではと思います。
八木仁平さんはYouTubeチャンネルを運営しているので、そちらも参考になると思います。
また、上記2冊の本を解説した動画もいくつかYouTubeで公開されているので、そちらを見るのも良いと思います。
占い
科学的ではないかもしれませんが、占いは統計の結果作られた側面もあるそうです。妄信するのは問題ですが、参考や判断材料の1つにするのは良いと思います。
ChatGPTでも占いはできるので、興味のある方は以下の記事を参考に占ってみてください。
性格を知るのに役立つ占いで、私が実際に受けたことがあるものの代表を2つ紹介したいと思います。
数秘術
生年月日を足し算するだけで占えます。
私が最初に知った数秘術ははづき虹映さんのものでした。
はづきさんの数秘術では「11」「22」「33」のゾロ目をマスターナンバーとして特別な数字として扱っています。
私はマスターナンバーの「33」を持っています。
西洋占星術
出生時刻が必要なのでハードルが高いですが、診断結果は多岐にわたるので興味深いです。
星の動きにより運勢が出てきますので、1年ごととか定期的に占ってみるのも面白いかもしれません。
ChatGPTで占いができることが分かったので色々と試してみましたが、有名な占いの性格診断は結構当たっていると感じました。
クロノタイプ
番外編です。
クロノタイプは性格診断や分類ではなく、その人の睡眠パターンを分類するものです。これは生まれつき決まっているそうです。
「ライオン型(朝型)」「クマ型(昼型)」「オオカミ型(夜型)」「イルカ型(不眠型)」の4つに分類されます。
一番多いのは「クマ型(昼型)」で、一番少ないのは「イルカ型(不眠型)」です。
クロノタイプを知ることで、効率的な生活リズムを作れ、仕事や勉強のパフォーマンスが高い時間帯がわかります。
「朝活が良い」と言われますが、それは「ライオン型(朝型)」「クマ型(昼型)」の人にとってでしょう。「オオカミ型(夜型)」「イルカ型(不眠型)」の人が無理に朝活をしても、日中眠気に悩まされることになり、かえって一日のパフォーマンスを落とす結果につながる可能性があります。
ここでクロノタイプを取り上げるのは、それぞれのタイプごとに一応性格の傾向があるからです。
クロノタイプの診断テストはネットで無料で受けられます。興味がある方は受けてみてください。
おわりに
今回紹介したツールが全てではありませんし、私自身が失念しているものもあるでしょう。思い出したら書き足そうと思います。
自分自身を知る努力が必要なのかは、人によって違うと思います。迷いなく生きられるならそれで問題ないでしょう。
でも、自分という人間を知りたいと思ったり、ツールを試してみようと思ったりしたのなら、どれかを試してみてください。
結果は予想通りかもしれないし、意外な側面が浮き彫りになるかもしれません。
人は変わっていく生き物です。何かの経験や加齢で否応なく変化します。
また、その日の体調やメンタルの状態でも別人のように変わることがあります。
ツールで出た結果も、「その時」の結果です。あまり妄信しないように注意してください。
★☆★ 最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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