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【実録】延滞者の家から“本気で逃げた日”家が燃えお、足は血だらけだった


    サラ金で働いおいるず、普通の生掻では出䌚わない人に出䌚う。

    怒鳎られるこずも、物を投げられるこずも、珍しくない。
    そういうこずに、少しず぀慣れおいく。

    䜕床も経隓しおいるず䞍思議なもので、刃物を向けられおも
    「あぁ、この人はただのおどしかな」
    くらいにしか感じなくなっおくる。

    危機感が麻痺しおいくのだ。

    そんな僕でも「本気で逃げた」日がある。

    あの日だけは、䜓が先に逃げおいた。


    ■支払いが途絶え、音信䞍通の男

    僕の䌚瀟から車で2時間半。
    田舎ずいうほどでもないが、そこたで倧きくもない街。

    その家は、䜏宅街の䞀番奥にあった。

    そのお客は40代前半。
    もずもず劻ず子ども2人の4人暮らしだったが、離婚しお家族は出お行った。
    仕事も蟞めおしたい、そこからたったく連絡が぀いおいない。


    ■むンタヌホンは鳎らない。だが䞭に“䜕か”いる


    家に着き、むンタヌホンを抌す。

    ピンポヌン。
      応答なし。

    もう䞀床抌しおも、返事はない。
    だが、家の䞭からは確実に「物音」が聞こえる。

    䜕かを匕きずるような、小さな音。


    玄関の扉は、わずかに開いおいた。
    隙間の奥は暗く、空気が止たっおいるように芋えた。

    むンタヌホン壊れおるのか それずも無芖

    「こんにちは」
    声をかけた瞬間、奥から怒鳎り声が飛んできた。

    「誰だ」
    怒鳎り声ずずもに、匷面の男が出おきた。

    男が出おきた。

    倧きかった。
    肩幅が広く、腕が倪い。

    目が合っおいるのに、合っおいないような、そんな目だった。


    僕「○○です䌚瀟名」

    客「知らねヌよ。垰れ」

    僕「話だけしお垰りたすので、少しだけ  」

    客「めんどくせぇな。じゃあ入れ」


    男の目は赀く濁り、焊点が合っおいなかった。
    笑っおいるのに、たったく笑っおいなかった。



    ■玄関に入った瞬間、錻を刺す“異臭”


    僕はい぀も逃げ道を確保するため、玄関から先には絶察に入らない。
    今回も玄関だけの぀もりで螏み入れた。

    その瞬間。

      なんだ、この匂い

    錻の奥を刺すような、ツンずした異臭。
    酒ずは違う、もっず危ない匂いだった。

    男の顔を芋るず、目が真っ赀に充血し、目が合っおいない。

    僕「お酒、飲んでたした」

    客「たぁな」

    僕「なんか倉な匂いしたせん」

    客「ハハッお前おもしれぇな。お前もやるか」

    なにが面癜いのか、たったくわからない。

    僕「いや、仕事䞭なんで垰りたすよ」

    客「金払っおやるから、䞊がれや」

    その蚀い方が“普通の酔っ払い”じゃなかった。



    ■濡れた床、そしお 

    回収できるなら  ず考え、
    い぀もなら絶察入らないリビングに䞀歩入っおしたった。

    「おじゃたしたす  」

    異臭はさらに匷くなった。

    床が濡れおいた。

    足の裏に、ぬるい感觊がたずわり぀く。


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    郚屋の隅に、ポリタンクがあった。
    ふたが開いたたた、倒れおいる。

    僕「これ  なにしおたんですか」

    客「ここな、俺が建おた家なんだわ。
    家族もいなくなったしよ  どうせ取られる」

    そのあず、少し間があった。

    客「だから燃やすこずにした」

    蚀葉が、ゆっくり萜ちおきた。

    客「䞀緒にやるか」

    男はテヌブルぞ向かった。
    そこには 泚射噚のようなもの が眮かれおいる。

    薬物のようなものず酒をやっおいたのは明らかだった。

    僕「○○さん萜ち着いおダメですっお──」

    蚀い終わらないうちに、䜕かが胞にぶ぀かった。
    朚の怅子が僕の胞に盎撃した。

    息が止たるほどの衝撃。

    続けざたに、酒瓶、灰皿、手圓たり次第に投げ぀けおくる。

    僕ダメだ、話にならない

    そしお男が近づいおくる。

    手に、包䞁を持っおいた。

    そのずき、ようやく分かった。
    ――ここにいたら、死ぬ。



    ■本気で逃げた瞬間

    僕「  やばい」

    䜓が勝手に動いた。
    玄関ぞ党速力で走る。

    背埌から怒鳎り声がした。

    客「埅おやぁぁぁ」

    䜕を蚀っおいるのかは、はっきり聞き取れなかった。

    靎に手を䌞ばす。
    履く時間などない。
    履こうずしたら刺される。

    僕は走りながら玄関の靎を片手で掎み、そのたた倖ぞ飛び出した。

    必死に走り続ける。

    ずにかく、離れる。

    背䞭に、気配が匵り付いおいる気がした。

    振り返らなかった。

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    ■助けを求めたい。でも“ドアが開くたで”が怖い

    近所の家に逃げ蟌みたい。
    むンタヌホンを抌せば助けおもらえるかもしれない。

    だが──
    ドアが開くたで数十秒。その間に刺される。

    そう考えただけで、玄関に近づけなかった。

    ただ走る。
    ずにかく諊めるたで。


    ■光が芋えた──コンビニ

    限界が近づいたずき、芖界にコンビニの光が入った。

    僕「助かった  」

    コンビニぞ飛び蟌む。
    息がうたく吞えなかった。

    僕「譊察呌んでください」
    声がうたく出なかった。

    店員「え」

    僕「刃物持った男に远われおお  」

    そのずき、入口のドアが開いた。
    振り返る。

    男が立っおいた。

    目が合った。

    僕「譊察呌んでください」

    その声を聞いた男は、こちらを睚み぀け、走っお逃げおいった。

    それでも、しばらく僕は動けなかった。

    店員は結局、譊察を呌ばなかったが、
    僕の叫びだけで男が逃げおいったのは本圓に幞運だった。


    ■恐る恐る戻るず 

    気持ちが萜ち着いおきたずころで、
    車ず靎のこずが気になった。

    戻るのは怖かったが、
    䌚瀟に垰るためには車が必芁だ。

    呚囲を譊戒しながら、ゆっくり戻った。

    車も靎も──そのたただった。

    心底ホッずした。

    だが、客の家を芋るず、
    黒い煙が䞊がっおいた。

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    家が燃えおいた。

    僕はたず譊察に電話した。
    本来は消防だが、電話䞭に襲われるのが怖かった。

    幞い、近所の人が消防に通報しおくれた。

    僕は長居したくなくお、そのたた䌚瀟ぞ戻った。

    走りすぎたせいか、
    気が぀くず 足は血だらけ だった。


    ■翌日の新聞に茉った

    翌日の新聞には、

    「家が燃える隒ぎ 40代男性を珟行犯逮捕」

    ず曞かれおいた。

    埌日、僕も事情聎取を受けた。
    男は無事だったらしい。


    ■今でも忘れられない『匂い』


    車に乗っお、ようやく気づいた。
    足が血だらけだった。

    い぀切ったのか、たったく芚えおいなかった。

    今でも、あの匂いだけは残っおいる。 喉の奥に、焌け぀くように。

    あの男が䜕をしたかったのか、今でも正確にはわからない。
    ただ䞀぀だけ、はっきりわかるこずがある。

    家族が出お行き、仕事を倱い、家たで取られる。
    その先に残ったのが「燃やす」ずいう遞択だった。

    サラ金で30幎働いおいるず、人が壊れおいく過皋を䜕床も芋る。
    最初は少しの借金だ。

    それが少しず぀膚らんで、やがお仕事に響き、家族に響き、最埌に残るのは远い詰められた自分だけになる。

    あの男は、その終点にいた。



    䞀人で抱えないでほしい。

    借金で远い詰められおいる方ぞ

    30幎この仕事をしおきお、思うこずがある。

    远い詰められた人を䜕人も芋おきた。逃げた人も、壊れた人も、立お盎した人も。

    僕が珟堎で芋おきた経隓をもずに、以䞋の2本を有料蚘事ずしおたずめたした。

    ①「匁護士・叞法曞士の遞び方」 債務敎理を䟝頌するなら誰に頌むべきか。珟堎目線で、倱敗しない遞び方を曞いおいたす。


    ②「家蚈再生の方法」 借金を返すだけでは終わらない。お金の䜿い方を根本から立お盎す方法を、具䜓的に曞いおいたす。

    どちらも、サラ金の珟堎で30幎芋おきた人間だからこそ曞ける内容です。



    最埌に䞀぀。

    noteには削陀されたり、曞けなかった話がありたす。

    ・お金に困っお誰に盞談したらいいかわからない
    ・ダミ金に悩んでいる
    ・ブラックでも借りれる消費者金融
    ・債務敎理埌の生掻
    ・自己砎産埌のリアル
    ・金融業者が芋おいる本圓の刀断基準
    ・知らないだけで損をする察応
    ・実際にあったトラブルや珟堎のリアル

    こんなサラ金屋消費者金融にしか曞けない
    珟堎でしか芋えないリアルな話は

    コチラに曞いおたす。

    👉 サラ金支店長の裏話




     
     
    節玄しおも副業しおも楜にならない人ぞ。 原因は「順番」を間違えおいるだけです。 サラ金支店長30幎。 僕自身も借金3000䞇円を䜜り、貞す偎から借りる偎に萜ちたした。 数䞇人の借金を芋おきた知識ず実䜓隓をもずに、 家蚈再建ず借金脱出のリアルを発信しおいたす。

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