
お局に誰も言わないのは、誰もが我慢しているから。── 職場に必ずいる『あの人』が生まれる理由と、組織が止められない構造の話
あなたの職場や、関わっている組織の中に、一人だけ特別なルールで動いている人はいないだろうか。
声が大きくて、誰も逆らわなくて、でも心の中では「その人さえいなければもっとうまくいくのに」とみんなが感じている、あの人のことだ。
私は広島県福山市を拠点に、若者・企業・地域をつなぐ活動を12年、3,000人以上の若者と関わりながら続けている。一般社団法人ミライゴトの代表理事として多くの組織の現場を横断してきたからこそ、ある確信に近い感覚が積み上がってきている。
その人が意地悪なのではない。
ただ性格が歪んでることに気付いてるのに
その状態を許してきた組織の構造に、根本的な問題があるのではないかと感じている。
でも、この話はそれほど単純ではない。
「なぜ彼女たちはそういう振る舞いしかできなくなるのか」を掘っていくと、そこには加齢・承認欲求の変容・組織が無意識に作り出してきた権力の空白が複雑に絡み合っているのが見えてくる気がしている。
そして最も深刻なのは、周りが「わざわざ揉めたくない」と黙り続けることで、今この瞬間も誰かが静かに傷ついている、という現実ではないだろうか。
その組織は、このまま大丈夫なのだろうか。