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文学的な彼氏とわたし #毎週ショートショートnote

    本田すのう│エッセイ

    「月が綺麗ですね」



    そんな彼の言葉から付き合うことになった。


    私たちは全然似ていなくて、そこに惹かれあった。いつも難しい本を読んで、詩みたいな言葉を紡ぐ彼。おっちょこちょいで、難しいことが苦手で、本を読めない私。



    今日もシーツの上で、一緒に空を見上げた。

    「月夜の寝ぐせ。」



    「え?なんて言ったの?すき家の牛丼?」



    「違うよ。君と巡り会えたこの一瞬は、まるで星々の奏でる一夜の交響曲に似て、私の心深くに響いている。同じ寝ぐせをつけられる日々こそが、私の魂の最も美しき絵巻であり、この月夜の下で君と出会えた奇跡を永遠に讃えたい。今日も月が綺麗だ…って言ったんだよ。」



    彼の横顔を見つめながら、よく分からないな、と思った。



    「牛丼、食べに行かない?」


    「君のそういうところが好きだよ。」




    牛丼を食べ終わったら続きを読もう。あと少しで『夏目漱石全集』を読み終える。「月が綺麗ですね」の意味は、まだ分からない。


    (本文375字)


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    みゆさんの作品に登場する女の子はかわいい。ショートショートという短い文字数なのに好きになっちゃう。きゅん。

    「月夜の寝ぐせ」というお題からこういう世界に発展…?心して読んでください…!!👻コメント欄が、阿鼻叫喚。


    美しい満月の夜。静かで、深くて、目の前に夜空が広がってきます。



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    うっすら噛み合わない日常を拾う三兄弟の母。 受賞歴▶︎62回宣伝会議賞協賛企業賞/63回三次通過|#心を満たすひとりご飯|#読書の秋2025 |#あの日母になった私へ|#今年学んだこと|#私のコレクション|創作大賞2025エッセイ部門中間選考通過 #なんのはなしですか 推し

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