
半年でムーミン童話をすべて読了した私的、おすすめムーミン童話ランキング! | 前編
皆さんムーミンをご存じでしょうか?
この記事を見に来てくださった皆様は、さすがに聞いたことはあると思っています。
ムーミンはトーベ・ヤンソン作のフィンランドの童話です。
白くて丸々として、大きな鼻をもつムーミン一家が物語の主人公。好奇心旺盛なムーミントロール、冒険家で小説家のムーミンパパ、おおらかで愛情深いムーミンママの3人が、個性的な友人たちと楽しい冒険を繰り広げます。
ムーミンたちを中心に発生する、ムーミン谷で起こる様々な出来事の物語です。
アニメなどでそのお話に触れたことがある方は多いかと思いますが、童話を読んだことのある方はどれほどいるのでしょうか?
そもそも、ムーミン童話が何冊あるかご存じですか?
ちなみに私は読み始めるまで知りませんでした。
全部で9冊あるんだそうです。
4月に友人と埼玉のムーミンバレーパークに出向いた私。
絶対にムーミンのことを知ってから行った方が楽しい!と思いまして、1月からコツコツと読み進めました。
ムーミンバレーパークに行く日までに全巻とはいきませんでしたが、行くまでに5冊、行った後に4冊。
そうです、先日シリーズ読破いたしました!
ということで、私的おすすめムーミン童話ランキングを発表していきたいと思います!
ひとつの記事にまとめると6000文字の大作になってしまったので前編後編に分けますが、お付き合いのほどよろしくお願いします🙂↕️
前編の今回は第9位~第5位までです。
第9位 ムーミン谷の仲間たち
スナフキンやムーミンパパの、ちょっと意外な一面も。
どこからでも読みやすい、9つの物語からなる短編集。
小さなはい虫とやさしい交流をする、スナフキン。いやなことをいわれつづけて、すがたが見えなくなってしまった女の子、ニンニ。わけもわからず、見たこともない「クリスマス」の準備に追われる、ムーミン一家…。さまざまなキャラクターたちの、ちょっとすてきな物語。
初めて読む方も入りやすい手軽な短編集ながら、作者トーベ・ヤンソンの研ぎ澄まされた絵や文章は圧巻。ぜひお手元において、気が向いた時にお好きな順番で読んでみてください。
短編集だからなのか、他の作品に比べて物足りなさがあるこちらの童話。
子供や海外の小説を初めて読む方、長編小説が苦手という方には大変おすすめな1冊なのですが、そうでない方には少々物足りないのではないかと思います。
私は、ムーミンの他の童話を読んだ後でこちらの本を手に取ったのですが、お話が淡白に感じまして・・・。
面白いんですけれど、やっぱり大冒険をしている彼らが見たい!
キャラクターたちの性格を知らない状態であれば、もう少し楽しく読めたような気もします。
残念な印象を書きましたが、決してつまらないわけではないのです。
この短編集内で面白かったお話ももちろんあります。
おすすめは「もみの木」です。
冬眠するためクリスマスを知らないムーミンたちが、クリスマスが何かを知らないままあれやこれやと聞いたままに行動を起こします。
その様子がくすっと笑えるような雰囲気が、私の好みに刺さりました。
第8位 ムーミン谷の十一月
ムーミン一家に会いたくて――。トーベ・ヤンソンがムーミン全集の最終話として記した、美しい1冊。
冬が間近にせまったある日、スナフキンは音を探しに、ムーミン谷に行こうと思い立ちます。
時を同じくして、しっかり者のミムラ、そうじ好きなフィリフヨンカ、仕切り屋のへムレン、お年寄りのスクルッタおじさん、小さなホムサ・トフトも、それぞれの理由でムーミンやしきをおとずれるのですが、家にはだれもいません。
家主のいない奇妙な共同生活が、始まるのですが……。
トーベ・ヤンソンの巧みなストーリー構成が光る、あたたかい物語です。
こちらのお話、全くムーミンたちが出てきません!
スナフキンやミムラ姉さんなどほかの童話にも出てきたキャラクターたちがそれぞれムーミン一家に思いをはせつつ、ムーミン屋敷でムーミン一家不在の共同生活を送るという、なんとも不思議な物語なんですよね。
それぞれが悩み、それを解消したいとムーミン一家を頼るためにムーミン屋敷を訪ねに来るところから、ムーミン一家を頼らずともそれぞれが納得のいく答えを出していく姿は心に響きます。
がしかし、ムーミン一家がやはり恋しい!
何とも言えない寂しさが読者にもひしひしと伝わってくるというか。
やっぱりムーミン童話はムーミン一家が登場してこそだと私は思うんですよね・・・。
そのためランキングでは低めの順位となりました。
第7位 ムーミン谷の冬
見えるものだけが、すべてじゃない。
ムーミントロールは、冬眠中に、たった一人で起きてしまいました。まったく知らない世界が広がっていて、しかもだれひとり心を開いてくれないことに落ち込みますが……?
うつくしい冬の情景、トゥーティッキ(おしゃまさん)の含蓄ある言葉、ムーミントロールの心の変化など、名作と評される1冊です。
本来、ムーミンたちにとって冬は冬眠の季節。
そんな中たった一人で起きてしまったムーミントロールは、夏には出会うことのない仲間たちと一冬を過ごします。
この本では、ムーミントロールの最初と最後の気持ちの変化がとても分かりやすくて、最後まで読んでよかったという気持ちになりました。
物語の途中まで、ムーミントロールの冬に対するネガティブな考えが私の読み進める気持ちを抑えてしまっていたんですよね。
私の地元もフィンランドほどではないですが雪が積もります。
なので暗い冬に対するネガティブな気持ちはすごく理解できまして、その暗さからあんまり読む気になれなくなってしまう時があったんです。
それでも最後の章まで読み進めると、よかった~!というすっきりした気持ちにさせてくれる。
そんなところが、この本を読んでよかったと思う最大のポイントです。
第6位 ムーミンパパ海へ行く
ムーミンパパは、父親としての尊厳を取り戻すため、小さな島に移住することを決めてしまいます。
きびしい自然を前になすすべなく、家族はそれぞれ自分のことで精一杯になり……。
灯台守になると言い出したムーミンパパは、ムーミントロールとママ、ちびのミイを連れて、とつぜん孤島へ移住します。でも灯台のあかりはつかず、食べものも底をつきはじめます。海岸でひみつの出会いを重ねるムーミントロールの成長や、つかれてしまったムーミンママなど、今までからは想像つかない人物像を垣間見ることができます。ムーミン一家的に危機を乗り越えて、家族の再生へと向かう物語はすばらしく、特に大人の心に沁みるであろう1冊です
ムーミン谷を飛び出して、新たな孤島で生活を始めるムーミンたち。
出会いや別れ、威厳、疲れ。
他の作品よりも感情が揺れ動くムーミンたちが多く描かれているこの作品は、いつも以上に家族と向き合うことの大切さを感じることができます。
なによりムーミントロールが新しい出会いを経験する場面は、こちらも読んでいてワクワクが止まりませんでした!
このお話も面白いのですが、やはりお話であっても負の感情と向き合うにはそれなりに体力がいるといいますか。
感情が丁寧に描かれている分、私は読み進めるのに時間がかかりました。
お話そのものが少々長いという点もあるかもしれませんが、そんなに順位は高くない印象です。
第5位 ムーミン谷の夏まつり
ムーミン谷が洪水に見舞われ、流れてきた家に移り住んだムーミン一家。あやしい家は、どうやら劇場というもので、ドタバタと芝居をすることになりますが…!? 一家離散の大騒動や、スナフキンとちびのミイのたのしい一幕も必見です。
普段ムーミントロールたちが生活しているムーミン谷に洪水が襲ってくるところから物語は始まります。
劇場に移り住んでしまったがゆえに次々と珍事件が発生していくワクワク感は読者の気持ちを放してくれません!
何より読んでいて面白かったのは、スナフキンが関わってくる事件です。
スナフキンの行動がきっかけで、ムーミントロールたちがとんだ災難にあってしまいます。
スナフキンの自分の気持ちに素直なところやムーミントロールのあきらめずに乗り越えていくところが読んでいて安心感があるというか。
「そうそう!ムーミンはこうでなくっちゃ!」
という安心感。
この安心感は何だろうと考えた時、
「とばっちりを食らっても決してはなれることのない親友の関係性」
なんじゃないかと思ったんです。
どんなことがあってもまた会いたくなる関係性って、すごく素敵だなと思います。
ただこのお話、私はどうしても劇場の住人であるエンマを好きになることができず・・・。
あの気難しい性格はどうにかならないものでしょうか・・・?
終わりに
ランキングはこちらになりました ⇓
第1位 ***
第2位 ***
第3位 ***
第4位 ***
第5位 ムーミン谷の夏まつり
第6位 ムーミンパパ海へ行く
第7位 ムーミン谷の冬
第8位 ムーミン谷の十一月
第9位 ムーミン谷の仲間たち
皆さんの好きなお話はありましたか?
このお話はもっと上だろ!とか、この2つは順位が逆じゃない?とか、異論は認めますのでコメントお待ちしています!
次回、私的ムーミン童話ランキング上位入賞の発表をお楽しみに~!
<後編に続く>
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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~ちょこっと自己紹介~
岩手出身群馬在住の多趣味な社会人。読了記録、旅行記がメインですが、いろいろな趣味のことや感じたことなどをざっくばらんに書いてます。メインは木曜日、その他は不定期でnote更新中!