お尻語
食べると太るはずなのに、痩せます。なぜでしょう。それは、お尻がうんこを出しすぎていたためでした。お尻が謝りました。
「ぶぶぶー(うんこ出しすぎてごめんなさい)」
お尻語は人間にはわかりません。しかしそのお尻の持ち主は、確かにお尻がしゃべったように聞こえたのでした。
普段人間が話しているのは口語です。お尻語を理解する必要があるように思われました。そのように総理に伝えると、お尻語学科が医学部に新設されました。
「私たちがお尻語を解明し、お尻との会話を可能にして見せます。」
人類最高の知性が集まり、お尻から出る音(うんこが出る時の音やおなら)を分析しました。
ぶぶぶー!
これは、ただのオナラかもしれないぞ。
ぶりぶりー!
これは、うんこを排出するためのただの音だ。
人類最高の知性たちが30年分析した結果、お尻はしゃべっていないという結論に達しました。
しかし、お尻は実はしゃべっていました。
「ぶぶぶー(私は孤独だ)」
と言っていました。
ある日、お尻をつっつき合う性癖の人が、お尻をお互い餅のようにぶつけ合っていました。
でぶんでぶんでぶんでぶん、あんあんあん、でぶんでぶんでぶん、あんあんあん
すると
「ぶぶぶぶぶー!!」
「ぶぶー!!」
「ぶぶぶぶぶぶぶー!!」
お尻音が活発になり始めたのです。
「これは、会話をしているようだぞ!お尻同士を向き合わせた時の音を分析すれば、お尻語を解明できるのではないか!」
うわー!!
再びお尻語学科が結成され、人々はたくさんのお尻とお尻を向かい合わせて会話をさせ合いました。人間と豚のお尻を突き合わせたり、虫同士のお尻を突き合わせたりして多角的に分析しました。
「ぶぶぶー!!」
「ぶー!」
その結果、今までと比較にならない量のサンプルを得ることができたのです。
「どうしてこんな簡単なことに気づかなかったんだ!」
人類最高の知性がそれらを分析した結果、無事お尻語翻訳機ができ、お尻と会話できるようになったのでした。人々は自分のお尻との会話を楽しみ始め、孤独感を安らげることができました。自殺が減りました。
完