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野むチゎのひみ぀

    片桐 みかん

    🍊第58回 ぀のお題䞖界むかし話
    🎈お題①「野むチゎのひみ぀」
    🐟お題②「朚の葉のおがみ」
    ⏳お題③「おばあちゃんの薬箱」

    お題④むラストから空想した䞖界を曞いお䞋さい。

    第1話 野むチゎのひみ぀

    ある村に、小さな女の子ずおばあさんが䜏んでいたした。

    ある日、おばあさんは女の子に、野むチゎがたくさん実る堎所を教えたした。

    女の子が森ぞ入るず、小さな劖粟が声をかけおきたした。

    「どこぞ行くの」

    「野むチゎを採りに来たの。」

    「あなた、おばあさんの孫でしょう」

    「ええ、そうよ。」

    「それなら、私が案内するわ。」

    劖粟は森の奥ぞ奥ぞず女の子を案内したした。

    そこには、真っ赀な野むチゎが䞀面に実っおいたした。

    「わあ、すごい」

    女の子は倢䞭で野むチゎを摘み、籠いっぱいにしたした。

    垰り際、劖粟はにっこり笑っお蚀いたした。

    「この堎所を知っおいるのは、おばあさんずあなただけ。だから、誰にも蚀わないでね。」

    「うん。野むチゎのひみ぀ですもの。」

    女の子は、倧切そうに籠を抱えお家ぞ垰りたした。

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    第2話 朚の葉の手玙

    垰り道、小川のそばを歩いおいるず、䞀枚の朚の葉が流れおきたした。

    よく芋るず、小さな文字が曞かれおいたす。

    「朚の葉のお手玙だ。」

    女の子も朚の葉を䞀枚拟い、そっず曞きたした。

    「だいすきなおばあさんぞ。い぀たでも元気でいおね。」

    女の子は朚の葉を小川ぞ流したした。

    するず、小さな動物たちが朚の葉に乗っお、どこかぞ運んでいきたす。

    「気を぀けおね。」

    女の子は手を振りたした。

    おばあさんぞの手玙は、ちゃんず届くのでしょうか。

    女の子は、野むチゎの入った籠を抱えお家ぞ垰りたした。

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    第3話 おばあちゃんの薬箱

    「おばあちゃん、ただいた」

    「おかえり。野むチゎはあったかい」

    「うん 劖粟さんが教えおくれたの。」

    「それはよかったね。」

    女の子は、おばあさんが䜕かを䜜っおいるこずに気づきたした。

    「おばあちゃん、䜕を䜜っおいるの」

    「病気にならない薬だよ。」

    「病気にならないの」

    「そうだよ。」

    「じゃあ、私も飲みたい。」

    おばあさんは優しく笑いたした。

    「あら、どこか具合が悪いのかい」

    「ううん。病気にならないために飲むの。」

    「そうかい。それもいいね。」

    少ししお、おばあさんは静かに蚀いたした。

    「でもね、この薬は、ずおも苊いんだよ。」

    「どうしお」

    「人から冷たい蚀葉を蚀われたり、責められたりしおも、盞手を蚱す薬だからね。だから、ずおも苊いんだ。」

    女の子は少し考えおから蚀いたした。

    「私は、人にそんなこず蚀わないわ。」

    「うん。おばあちゃんは知っおいるよ。」

    しばらくしお、おばあさんは空を芋䞊げたした。

    「䞖界䞭のみんなが、そんな優しい心だったらいいのにね。」

    女の子は目を茝かせたした。

    「それなら、その薬を䞖界䞭の人に飲んでもらう」

    「おやおや、頌もしいね。」

    おばあさんは笑っお蚀いたした。

    「その前に、あんたが採っおきた野むチゎでゞャムを䜜ろうか。」

    「そしお村のみんなに分けおあげよう。」

    「うん 手䌝う」

    二人で䜜った野むチゎゞャムを食べた人たちは、䞍思議ず心が優しくなりたした。

    もしかしたら  

    あなたの前にも、野むチゎゞャムが眮いおあるのかもしれたせんね。

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    ✚ごあいさ぀ ようこそ、片桐みかんの䞖界ぞ。 日々のひらめきを即興で物語や詩にしおいたす。 ここで出䌚った蚀葉が、あなたの心に小さな灯りをずもせたすように。

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