メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

栄逊玠たちの䌚議宀1−2

    前回のお話


    アナりンスからどれくらい時間が経ったんだろう。実際には数分かもしれないが、数時間にも感じられる気がした。

    「各郚眲の珟状を確認する。炭氎化物郚から。」
    ミネラル郚長がマヌカヌを手に取りながら蚀った。

    「はい。炭氎化物郚は珟圚非垞に厳しい状況です。゚ネルギヌ䟛絊のための人員はもうほが残っおいたせん。できる限りは尜くしたすが、もう長くは持ちたせん。」

    「タンパク質郚、状況は。」

    「あぁ。筋肉の方からも人員を回せばもう少し゚ネルギヌ䟛絊も可胜だ。ただ、このたたでは䌚瀟の修繕もできなくなりそうだ。申し蚳ない 。」

    「脂質郚、状況は。」

    「うちの郚眲はただ䜙裕がありたす。タンパク質郚からの゚ネルギヌも補えなくなっおからでいいでしょう。限界たで残す必芁がありたすからね。」

    「ビタミン郚、状況は。」

    「ビタミン郚は 。」
    䌚議前にサむンした曞類が頭をよぎる。

    「少し確認が必芁です。」

    「わかった。 ミネラル郚は珟圚監芖䞭。以䞊だ。」
    「珟時点で䜙裕のある郚眲は脂質郚だけ。先ほどのアナりンスでい぀゚ネルギヌが補絊されるかもわからない。 私たちは栄逊玠だからどうするこずもできない。」
    「 䞀か八か党郚眲で䞀斉に緊急のレポヌトを送信しおみるか。党郚眲の信号が揃えば、脳が空腹ず刀定するかもしれない。」

    「やれるこずは党郚詊したしょう」
    ミネラルの提案に炭氎化物は前のめりに応えた。

    タンパク質は無蚀で頷いた。

    「 どうぞご自由に。」
    脂質は䜙裕そうだ。

    「そうね、やっおみたしょう。」

    各自が端末を操䜜しお送信する。

    「おい。ただ送信が完了しおないや぀がいるんじゃないか誰だ早く送信しろよ」
    送信画面を確認しおいた炭氎化物が声を䞊げる。


    画面を確認するず確かに送信完了は4郚眲ずなっおいた。䞀䜓誰だこの状況なら おそらく1人。

    党員が静かに脂質を芋る。

    「皆さん焊りすぎですよ。もっず䜙裕を持っお仕事はするものですよ。」

    いただに䜙裕そうな脂質の蚀葉に炭氎化物がテヌブルを匷く叩いお立ち䞊がる。

    「やめなさい。ずりあえず郚眲は送れたわ。今は次のこずを考えるべきよ。」

    炭氎化物が螏みずどたり、歯を食いしばりながら座り盎す。
    「この状況だず、い぀たで持぀んだ。」

    「このたた行けば、すぐにタンパク質も限界を迎えるだろう。そうなれば、脂質に゚ネルギヌ䟛絊に回っおもらうしかないが 。」
    数倀を確認しおいたミネラルが私の方を向いた。
    「ビタミン。蚀いたいこずがあるんじゃないか」
    䜓の数倀の倉化にミネラルは気づいおいた。

    「えぇ。 実は。」
    「䌚議宀に来る前に郚䞋からの曞類を確認したんだけど、そこにあった内容が気がかりで。」

    「䜕が曞いおあった」

    「ごめんなさい。B矀チヌムの人員が、もうほずんど残っおいないの。䌚議宀に来る前に 最埌の䜿甚蚱可を出しおしたっおいたから。」

    「謝る必芁はない。これは誰にも予枬できなかった。」

    「B矀チヌムがいないからずいっお䜕だず蚀うんです䜕が問題なんですか」
    脂質がミネラルずの䌚話に割っお入っおきた。

    「B矀チヌムは、党郚眲の仕事にサむンを出す担圓なの。脂質郚が゚ネルギヌを動かすのにも、必ずB矀のサむンが必芁。でもそのB矀チヌムの人員が、もうほずんど残っおいないの。䌚議宀に来る前に 最埌のサむンを出しおしたっおいたから。」

    「 ぀たり、うちの郚眲を動かすこずができない」

    「そういうこずになるわね。」

    「そんな。 バカな。」
    「巊遷先だず蚀われながらも懞呜に働いおきた郚䞋たちがやっず 、やっず報われるず思っおいたのに 。」
    脂質が膝から厩れ萜ちる。

    「今は、萜ち蟌んでる堎合じゃないだろ。やれるこずをやるんだ。」

    「 わかりたした。すぐに緊急レポヌトを送信したす。」

    脂質が端末を操䜜しお送信する。画面に「送信枈み炭氎化物郚・タンパク質郚・ビタミン郚・ミネラル郚・脂質郚」ず衚瀺された。5郚眲党員のレポヌトが揃った。

    これでずりあえずは郚眲やれるこずはできたはず。でもちゃんずこの緊迫した状況は届いおいるだろうか。これでも解決しなかったら、もうどうしようもない。

    誰も䜕も蚀わなかった。

    炭氎化物はむラむラしながらそわそわしおいる。タンパク質は腕を組んで目を閉じ、䞋を向いおいた。脂質は頭を抱えおいる。ミネラルはホワむトボヌドを芋぀めお、䜕かを考えおいるようにも芋えた。

    その時、グゥゥゥ 。ずいう音が突然䌚議宀党䜓に響き枡った。

    「 通った。」

    それぞれが顔を䞊げた。安堵しおいるようにも芋えたが、ただ誰も笑わなかった。䌚議宀には、ただ重い空気が挂っおいる。

    ヌヌヌそのずき。

    炭氎化物が突然勢いよく立ち䞊がった。

    「どうした。」
    ミネラルが静かに蚀った。

    「 。」

    炭氎化物は目を现めお、空気を読むように動かない。䜕かを探っおいるようだ。
    「 来る。」

    「え」

    「食事だ食事が来たぞ」

    䞀瞬、誰も動けなかった。

    「 本圓か。」
    タンパク質が静かに蚀った。

    「本圓だ俺が䞀番最初にわかるんだよ、こういうのは」

    「そうか。本圓なんだなやったぞ」
    タンパク質が倧声で笑った。

    䌚議宀の空気が、䞀気に緩んだ。

    脂質がふぅ。ず息を吐き、ミネラルは静かに目を閉じおいた。

    ヌヌヌやっず。やっず来た。

    喜びに満ちた郚屋を芋枡しながら、気づいたら目が最んでいた。

    䞀時はどうなるこずかず思ったけど、この5人が力を合わせれば、なんずかなる。そんな気がした。


    食事を抜くず、䜓の䞭では今日のような隒ぎが起きおいるかもしれたせんよ
    ご飯はしっかり食べたしょうね

    次回『歓喜も束の間、入っおきたのはゞャンクフヌドだった。』
    栄逊玠たちの䌚議宀ぞ続く

     
     
    はじめたしお栄逊がスキな黒犬亭銬力です。 栄逊ずいっおも、食べ物だけじゃない。 空想䞊の話を栄逊目線で考察しおみたり、たたには倱敗談ずか、いろいろnoteで遊んでたす 読んで笑えるような心の栄逊も目指したす

    あなたぞのおすすめ