
記憶よりも先へ
2026.1.
数年ぶりの朝マック。
注文パネルで決済。
忙しそうな店員は異国の人達。
シルバーヘアの清掃員。
ゴミ箱の上に紙ナプキンは置かれている。
ウエットティッシュはトレイにはなく、代わりにゴミ箱の上にアルコールスプレーが1つ置かれてる。
並々と注がれたコーヒーにロータス感は味わえない。
ソーセージマフィンは素材の味よりも強い香辛料が口に広がり、無心で食べた。
目に入る“スキマバイト”のチラシ。
求人の出ている店舗なら、どこでも好きな時間に入れるらしい。
これが今の働き方か。
店内スピーカーからは韓国アイドルがマック商品の感想を嬉しそうに語る声が響く。
数年ぶりの朝マックは、僕の記憶よりも先へ進んでいた。
窓の外では人が行き交う。
交番は朝から忙しく、対応している。
1人の警官は手袋をして、外に立った。
警棒は常備。
銃は…所持なし。
ここが日本の下町。