
詩便り「6月の空」
幕が上がって見上げる6月
糸状にからみつく
雨みたいな感情を
みずたまりに落としていく
ひとりきりの時待ちの空
あの信号を飛び越えて
どちらのワタシに会いに行こうか
夜はひたすらうなだれて
真珠色に染まるアジサイの
首筋からたどる記憶の雫
無口な恋人たちが
人差し指で写し取る
やさしい過去

幕が上がって見上げる6月
糸状にからみつく
雨みたいな感情を
みずたまりに落としていく
ひとりきりの時待ちの空
あの信号を飛び越えて
どちらのワタシに会いに行こうか
夜はひたすらうなだれて
真珠色に染まるアジサイの
首筋からたどる記憶の雫
無口な恋人たちが
人差し指で写し取る
やさしい過去