
☆【小説】「龍と空色の歌」第11話【創作大賞2025応募】011 〜春スペシャル
- 割引あり
第十一話 いきなりの恋バナ
柏木の運転で麻布十番まで移動する。
高速道路のガード脇にある蕎麦屋に到着すると、柏木は他に用事があるらしく車でそのまま行ってしまった。
和服を来た女性店員が社長と墨絵を出迎える。
奥の個室に通された。
昨日は摩天楼のレストランで蕎麦屋の様な食事だったが、今日は本当の蕎麦屋だ。でも知っているのとはだいぶ違う。こんな丁寧な対応の蕎麦屋には墨絵は初めて来た。
社長はビールを飲み、墨絵はウーロン茶を飲んでいる。個室からは外の景色が見える。
外はまだ明るい。
青空が残っている。植え込みの竹林も陽の光に照らされていた。