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KKK、地下室、竜巻サイレン…オハイオで知った“暮らしの前提”⑨

    オハイオで過ごしていると、
    一見静かな住宅街にも、

    **日本とは違う“暮らしの前提”**があることに気づかされました。


    ◆私が知らなかった「KKK」という存在

    オハイオへ行くまで、
    私はKKKという言葉を知りませんでした。


    それは、
    白人至上主義の団体
    Ku Klux Klan のこと。


    従姉が実際に見たわけではありません。

    でも、

    「気をつけた方がいい話」として普通に語られる存在

    であることに、強い衝撃を受けました。


    日本では、
    歴史や映画の中の話のように感じていたものが、

    ここでは現実として存在している。


    その距離の近さに、驚きました。


    ◆地下室がある本当の理由

    従姉の家には地下室がありました。

    最初は収納だと思っていましたが、
    本当の意味は違いました。


    帰国後、
    従姉の地域で竜巻注意報が出て、
    サイレンが鳴ったそうです。


    その時、
    すぐに地下室へ避難したと聞きました。


    私は思わず、
    オズの魔法使い を思い出しました。


    でもここでは、
    竜巻は物語ではなく、

    現実として備えるべきものだったのです。


    ◆竜巻が“日常の一部”であるということ

    日本では、地震や台風が中心。

    でもオハイオでは、

    竜巻への備えが生活の一部になっている。


    家の構造も、
    避難の考え方も、
    前提が違います。


    ◆覚えておきたい合言葉「DUCK」

    現地では、竜巻対策として
    **「DUCK」**という合言葉があるそうです。

    • Down(低い場所へ)

    • Under(頑丈な物の下へ)

    • Cover(頭と首を守る)

    • Keep(安全な場所に留まる)


    こうした知識も、
    特別なものではなく、

    日常の安全の一部として共有されていました。


    ◆“ニコニコ”の裏にあるもの

    従姉がこんな話もしてくれました。


    「アメリカ人ってみんなニコニコしてるでしょ?」

    でもそれは、

    自分の身を守るためでもあると。


    トラブルを避けるために、
    あえてフレンドリーに接する。


    表面上は穏やかでも、

    一度トラブルになると、深刻な事態になる可能性がある社会。


    銃社会である以上、
    何が起こるか分からない。


    だからこそ、

    “距離感”と“空気の読み方”がとても大切なのだと感じました。


    ◆静かな街にもある緊張感

    一見穏やかな街でも、

    ・人種の問題
    ・自然災害
    ・治安


    さまざまな前提が重なって、
    暮らしが成り立っています。


    それは、日本にいるだけでは
    なかなか実感できないことでした。


    ▶ 次回

    次回は、ペンシルベニア州へ。

    スカンク、車上荒らし対策、横断歩道の渡り方など、
    従姉のご主人から学んだリアルな危機管理を書きます。

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    語学留学やホームステイを経験後、現在は地方で子育てをしながら、ホストファミリーや留学生との国際交流を楽しんでいます。夫・中学生の娘・小学生の息子との4人家族。海外に行かなくても世界は広がる——そんな日常を発信しています。現在は休止中です。

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