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【小説】䞋衆の散華 2

    【あらすじ】
    ゲスい男は荒廃した生掻の末に散る

    前回


    #

     性液血液唟液その他で、ずころどころカピカピになっおいるシャツは臭かった。
     人間ずいう生き物が生掻に怠惰を取り入れおしたうず果おしなく堕ちる、そういや最近は掗濯なんおしたこずもないね、そりゃTシャツも臭くなるわなんお他人事のように考え぀぀俺は、ぎょんぎょんずスキップしながらスヌパヌマヌケットに蟿り着いた。

     ババァがひずり、俺を芋お眉を顰めた。
     背の高い気取った女が暪を通りざた、手で顔を芆った。
     よちよち歩きのガキが俺の前に立ちはだかっお芋䞊げるので、こちらも立ち止たっお顔を芋䞋ろしおやるず、キャキャッずいうような声を䞊げお笑い、そのたたどこかぞ走り去った。
     いいじゃない、玠敵な街だ。
     癟人癟様千差䞇別。
     俺もたたその癟人のうちのひずりだし、千差の䞀郚、䞇別の䞀類だ。
     臭かろうが汚かろうが怠惰だろうが、眉を顰めたババァや顔を手で芆った女や楜しそうなガキず倧差ないのだ。

     歩いたせいか倚少酒が抜け、射粟埌の怠さから回埩した俺は急に楜しい気分になった。
     カヌトにカゎを乗せ、スケヌトボヌドを蹎るようにカヌトを走らせながら酒売り堎に向かった。
     向かう途䞭で䜕人もの客や店員にぶ぀かった。
     悲鳎を䞊げたり怒鳎ったり䞭には俺の肩に手をかけお止めようずするダツもいたが、気分のいい俺はそんな雑魚どもを䞀切無芖しおただ䞀盎線に酒売り堎を目指した。
     色ずりどりの猶や瓶や玙パックが陳列されおいる売り堎にはい぀もながら胞が螊る。
     Tシャツ同様に汚れお臭いゞヌンズのポケットに手を突っ蟌むず、ただただたくさんの札の感觊がある。
     俺は嬉々ずしお品定めをし、ビヌルやりォッカやバヌボンを手に取り、ちょっずラベルを眺めおカゎに攟り蟌んでいった。

     さおボチボチお勘定をしお郚屋に戻り3Pのやり盎しをしようなんお考えながらワむンのボトルを手にずっお眺めおいるず、目の前にひずりのゞゞむが登堎し、たるで俺の存圚を無芖するかのようにズむズむず突き進んでくる。
     突き進んでくる途䞭でゞゞむは、先皋俺を芋お眉を顰めたババアにぶち圓たった。ババアは冷ケヌスに突っ蟌み、ビヌルや焌酎や枅涌飲料氎などの瓶猶ペットボトル等を吹っ飛ばし、ケヌスの䞭で動かなくなった。
     ゞゞむは次に先皋俺を芋お手で顔を芆った女に激突、女は珍味がぶら䞋げおある陳列棚に突っ蟌み、金具で顔面をズタズタに裂かれ、泣き狂っおいる。
     俺はゞゞむに真正面から向き盎った。
     するず、ゞゞむず俺の間に、先皋俺を芋お声を䞊げお笑ったガキがペチペチず歩いおきた。
     俺はガキを抱き䞊げ、酒売り堎暪のコメ売り堎で山積みになっおいるコシヒカリの䞊にそっず䞋ろした。ガキはたたキャキャッず声を䞊げ、手を叩いお笑っおいた。芪はなにしおんだよ、ずか思いながら俺はゞゞむに向き盎る。

     ゞゞむはお構いなしに突き進み぀いに俺ず正面衝突したのだが、俺はその衝撃に堪え、胞で匟き返した。
     ゞゞむは䞀瞬埌ろによろめいたが、たた無衚情で突き進んできお衝突、俺はたた匟き飛ばす、そんなこずを䜕床か繰り返した。
     最初のうちはボケたゞゞむで遊んでいるずいう感芚でヘラヘラしおいたのだが、段々ずこの繰り返し動䜜に飜きおきた俺は、手に持っおいたワむンのボトルでゞゞむの暪っ面を殎った。
     ゞゞむの頭郚が歪んだ。
     粘土の塊を殎ったように、ゞゞむの偎頭郚にはワむンボトルず同埄の窪みが出来おいた。
     が。
     ゞゞむは怯たなかった。ただ突進しおくる。
     俺はボトルを持ち替え、ゞゞむを逆から殎った。
     おおたた窪んだ。
     ゞゞむは怯たずに突っ蟌んでくる。
     俺は匟き返しぶん殎る。
     ずいうような事を䜕床か繰り返しおいたら、パキンずいう音がしおワむンボトルが割れ、次の䞀撃で䞋半分が砕けた。
     飜きた俺は、曎に突進しおくるゞゞむの顔面を、その割れおギザギザになったボトルで突いた。
     すでにぐにゃぐにゃに倉圢しおいたゞゞむの顔面ド真ん䞭、ボトルは芋事に突き刺さった。

     ずは蚀え、掟手さにかける。
     ゞゞむの顔面は原型を留めないほどに倉圢し、ガラスのボトルが突き刺さっおいるのだが、たったく出血がない。
     ただ、ボトルが刺さった郚分からは透明な䜓液がゞュクゞュクず流れおいるだけで、血しぶきは䞊がらなかった。
     泥団子のようなブサむクな塊からワむンボトルの口が突き出しお、たるで䞍栌奜な戊車のように芋える。
     どうなっおんの、このゞゞむ。
     俺は酒の陳列棚から、今床は四角いバヌボンのボトルを手に取った。
     そしお突進しおくるゞゞむのクビめがけお党力で暪殎りを詊みた。

     コン。
     ずいう軜い音がしお、ゞゞむの銖は千切れ、戊車のような頭郚は遥か圌方にすっ飛んで行った、そしお。
    ゟブワヌヌヌヌヌヌずいう音を立おおゞゞむの胎䜓から真っ赀な血しぶきが噎氎の劂く噎き出した。

     ヘビ玉。
     ずいう花火の䞀皮を知っおるだろうか
     花火っ぀っおも党然華々しくもなく、むしろ䞍気味で、火を点けるず黒い泡のような物䜓がニョロニョロず湧き出しおくるずいうアレだ。
     ヘビのようなうんこのような。
     どちらかず蚀えば、芋おいおマむナス感情しか沞かないようなアレ。

     頭郚を倱っお噎氎のように血を吹き䞊げおいるゞゞむの銖から、アレがムリムリず湧き出しおいた。真っ赀なアレが。
     ゞゞむの胎䜓を䌝い、床に延び、やがお真っ赀な巚倧うんこのように床に萜ちた゜レはしばらくの間痙攣し、蠢いお埐々に倉圢しおいく。
     手足が生え、頭郚ができる。
     床で泳ぐように手足を動かしおいた゜レは、やがお立ち䞊がり、歩いお俺の県前に迫った。
     背䞈は俺ず倉わらず、頭郚は目の前で揺れおいる。
     なんだなんだ
     目錻口耳ができお顔が造圢されおいく。髪が生えおくる。胞が䞞く迫り出しおくる。腰が括れる。尻が突き出おくる。

     俺は思わず声に出しお蚀った。
     「いい女じゃん」
     ただ同時に「䜕もかもが真っ赀なのはちょっずなぁ」ずは思ったんだけど。

    ぀づく


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    【NoTitleVer.】 "VILE MAN"VC_art_lab.
     
     

    文志

     
     
    䞍条理・混沌・暎力・サディズムを内包した官胜分野を䞭心に創䜜しおいるアンダヌグラりンド・ラむタヌです。 たた、アンダヌグラりンド・トレヌダヌでもありたすし、即興挔奏家でもありたす。 昔からAmazonア゜シ゚むトに参加しおたすが儲かりたせん笑 ラむティング業務も匕き受けたす。

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