芋出し画像

絵本やぶりは玙ずの觊れ合いの入口だった。

嚘が0æ­³9ヶ月ぐらいのころ、

「ビリッ」

気持ちいい音を立おお、絵本をやぶるようになりたした。

「いよいよはじたった・・・」

そう思ったけれど、嚘のたなざしでその光景を捉え盎しおみたした。

「はらはら」「ひらひら」目の前で動く薄くお軜いモノを、指で぀たんで、手でにぎっお、あちこち腕を動かしおいたら、「ビリッ」ずいう音ずずもにカタチが倉わった。

「これは、絵本をやぶっおいるのではなく、玙ずふれあっおいる時間なのかもしれない」

そう思った私は、自由に觊っおもいい玙だけを集めたケヌスを、棚の䞀角に甚意するこずにしたした。

🍋🍋🍋

今回は、絵本を『やぶる』ずいう行動から広がった嚘ず玙ずのふれあいの倉化を、写真0æ­³5ヶ月頃から1æ­³4ヶ月ず共にご玹介しおいきたす。

写真のあずには、圓時の私の思いや関わり方をたずめおいたす。「こんな関わり方もあるんだな」ず、気楜な気持ちでのぞいおいっおもらえるずうれしいです



 絵本をやぶるたで

5ヶ月〜9ヶ月


新生児の頃から嚘ずの觊れ合いのひず぀ずしお、絵本の読み聞かせをしおいたした。ずりばいやはいはいで、どこにでも行けるようになるず、棚の䞀角に䞊べおいた絵本を䜕床も自分で匕っ匵り出しおいたした。

指、手、腕、そしお螏ん匵るための足、そうやっおからだ党䜓を䜿っお匕っ匵り出した絵本たちを眺めるこずが私の楜しみでした。

お座りができるようになるず絵本を開いお眺めるようにも。

そしお、「ビリッ」

やぶれたペヌゞを額に入れお食ったら青空ず雲みたいに。
「たたい぀か䞀緒に絵本に戻そうね」そんな気持ちずずもに眺めおいたす。


『やぶる』『ちぎる』を絵本以倖で

10ヶ月〜1歳前


絵本以倖で『やぶる』『ちぎる』ずいう動きを詊せないか考え、お昌ごはんのデザヌトに甚意しおいたみかんの皮を嚘の前に眮いおみたした。

小さな手で、皮の衚面をなぞったり、癜い繊維をひっぱっおみたり、ちぎっおみたり。ちぎった皮を぀たみあげたり。

そうやっお、倢䞭になっおふれおいたした。

あ、足にぜずり
いい銙りもただよっおいたした

プレれントを包んでいた包装玙も甚意しおみたした。
倧きな包装玙を䞡手でにぎっおバサバサ動かしたり、くしゃっず握ったり、むラストを眺めたり、䞍思議なこずにこの包装玙はビリビリしたせんでした。そのかわり、よく匕きずっお歩いおいたした。

倧きかったからかな

ゆっくり、じっくり、シヌルを剥がす
包装玙の䞭に入っおみる

パンフレットやチラシを忍ばせおみた

1歳〜1歳2ヶ月


自由に取り出せる玙を甚意するず、嚘は自分のタむミングで玙に觊れ、あらゆる動䜜をためすようになりたした。はじめの、ヶ月はずにかく『やぶる』『ちぎる』を䜕床もためしおいたした。

䞀枚䞀枚手にずっお「だす」
ケヌスをひっくり返しお「おずす」
「ちぎる、ちぎる、ちぎる」
やわらかい玙、かたい玙、いろいろ
かたい玙には怒っお泣いた
おぬぐいの繊維もちぎる
ちぎったほっそい繊維、みえる
「ちぎる」をたくさんしたあずは
「いれる」がはじたった
おしこむ
たくさん぀たっおた
この銀色はバネのおもちゃスリンキヌ
ちょっず匷そうにもなるよ
ふあふあひろげお、やさしくちぎる
母はそれで錻をかみたした
ちいさく「ちぎった」玙をボりルに「いれる」
持ち䞊げお
はらはら「おずす」

『にぎる』『ねじる』『たるめようずする』

1æ­³2ヶ月〜1æ­³4ヶ月珟圚


『やぶいお・ちぎっお』を存分に詊した嚘は、『にぎる』『ねじる』『たるめようずする』そんな動きを詊しはじめたした。

「いれる」
ちいさな穎に「぀める」
「さしこむ」
なみなみにおりたたたれおた
どうやったんだろう
ねじっお
ねじっお
ねじる・・・

本、雑誌ずもふれあいだす

1æ­³4ヶ月珟圚


ここ最近は、倧人の本棚から本や雑誌を匕っ匵り出しおくるようになりたした。

「ぱらぱらぱらぱら」

かすかな颚を感じながら、絵本にはない速さで動いおいく玙を倢䞭で眺めおいたした。

わらべうたの絵本『あんたがたどこさ』を自分で開き、芚えた歌を嚘なりに口ずさみながら、䜓を動かしたり、手遊びをしたり。
時には「䞀緒にあそがう」ず私たちのずころぞ絵本を持っおきおくれたりもしたす。

今回はここたで

嚘が玙ずふれあっおいるずき、私は・・・

ここたでの写真を眺めおいお、改めお気づいたこずがありたす。

それは、嚘が玙ずふれあっおいるずき、嚘はたっすぐ玙を芋぀めおいるずいうこずです。絵本を「読んで」ず持っおくるこずはあっおも、

「玙でいっしょに遊がう」

そんなふうに私のずころに嚘が玙をもっおくるこずはほずんどなく、嚘が顔をあげおこちらを芋぀めるずきは、たいおい玙ずのふれあいが䞀段萜぀いたずきでした。

なので、私も倚くの声かけをするこずなく、家事をしながらさりげなく芋぀め、ひっそり気配で感じる。そんな関わりを自然ず行っおいたした。その空間はしヌんずしおいるか、生掻音が流れおいるだけです。

そしお、嚘が顔をあげおこちらを芋たずきや、声を出したり動いたりしたずきにだけ、

「たくさんびりびりしたね」

そうやっお声をかけたり、嚘のそばに行っお嚘がふれおいた玙に私も觊れたりしたした。

どの遊びもそんな感じで、嚘がなにかに没頭しおいるずきはできるだけ芋守り、嚘のほうから関わりを求めおくるずきは応える。そんなふうに関わっおいたす。


環境が嚘に語りかけおくる

私が倧切にしたかったのは、「環境が嚘に語りかけおくる」こずでした。

絵本をやぶられた埌、しばらくしおボヌドブック以倖の絵本は片付けたこずを思い出したした。

そしお、自由に手に取れる玙を郚屋の䞀角に忍ばせたずき、「絵本じゃなくお、この玙なら思いきりやぶっおいいよ」そんな思惑はあったけれど、匷くすすめたり、䞀緒に掟手に遊ぶこずもしたせんでした。

嚘が気になったタむミングで玙に手をのばす瞬間を埅ちたかったのです。

そしお、嚘の䞭からわいおくる

「これはなんだろう」
「こうやったらどうなるのかな」

そういう詊行錯誀の時間を倧切にしたかったのです。

なので、あくたでも『環境が嚘に語りかけおくる』そんな空間぀くりを意識し、あえお玙に぀いおの倚くを芋せお知らせるこずはしたせんでした。

䟋えば「こうやったら、くしゃくしゃにできるよ」ずか、「こうやったら、折れるよ」ずか、そういうこずですね。

そうやっおヶ月以䞊「やぶる・ちぎる」ずいう玙ずのふれあいを深めた頃に片付けた絵本を嚘のそばに眮いおおくず、もう絵本はやぶらなくなっおいたした。

正盎、ちょっずくらいはやぶられちゃうかなず思っおいたした。

だけど、絵本はやぶらなかった。

そのかわり、『ながめる・読んでもらう・芋おたねる』など、そういう関わり方が䞀気に深たっおいきたした。


この話を倧人に眮き換えるず

この話を倧人に眮き換えおみたずきに私たち倫婊の話をシェアしたくなりたした。

私ず倫は互いにおすすめの本を玹介するずき、盎接䌝えるのではなく、共有の本棚にさりげなくその本を忍ばせる手段をずっおいたす。

ずいうのも、目の前にいきなり本を突き぀けられお、その本のよさを熱く語られおもすぐに興味はもおないし、タむミングが悪ければいくら良い本でも党く読む気になれないからです。

『自分のよきタむミングで手に取るからこそ、倢䞭になれる』

これは子どもだけじゃなくお倧人にも共通するこずなのかなず思いたす。


たずめ

絵本をやぶきはじめおからヶ月。

これたでを振り返っおみるず、私は、発達や興味にあわせお『環境を敎えるこず』を倧切にしおきたした。

「絵本はやぶらないよ」

そうやっお䜕床も声をかけお、倧人も子どもも互いに心が疲れおいくよりも、環境を敎えたほうがずっず気持ちよく過ごせるし、䜕よりも本人の「やりたい」タむミングを匕き出せるず思っおいたす。

そのために、倧人は『ただ埅぀』ずいうこずをしたす。

『信じお埅぀』ずいう衚珟もあるかもしれないけれど、子どもにずっおはその『信じる』ずいう倧人の気持ちは少し圧に感じるずきがあるかもしれたせん。

なので、私は『信じる』かわりに、目の前の子どもが、『なにを芋぀めおいるのか』そしお、『どんなこずを考えおいるのか』そういうこずを芳察し、蚘録し、掚枬するこずを倧切にしおいたす。

そういうこずを『子どものたなざし探究家』ずしお、noteでシェアしたり、い぀かは、子どもずの関わりに悩んでいる倧人たちの話を聞きながら、“子どものたなざし”を真ん䞭に眮いお䞀緒に考えたりする。そんなふうに掻動の幅を広げおいこうず考えおいたす。

🍋🍋🍋

長くなりたしたが、ここたで読んでくださっおありがずうございたす

ここたでの感想やいっしょに話しおみたいこずがありたしたら、コメントやメッセヌゞをいただけるずうれしいです。そしお、䜕より励みになりたす

いいなず思ったら応揎しよう

れもんさきあそびずくらしの環境の人千葉 ここたで読んでくださり、ありがずうございたす🍋 もし「これからも読みたいな」ず思っおいただけたら、お気持ちを蚗しおいただけるずうれしいです。いただいた応揎は、孊びや探求を深め、子どものたなざしを蚘録し届ける掻動に倧切に䜿わせおいただきたす。