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犬橇

    氷魚のせ
    くだる 坂道
    はりがねの
    雪景色が 過ぎゆく
    風が 身を きりさいて
    皿に 最後の骨を のこすころ
    きえて
    白い 吐息となり
    あとから 光の鈴音が とびゆく
    そして
    いよいよは 終りを 失くし
    この坂の下の 尽きぬことを 告げる

     
    【鎌倉の天気】
     はやまにくだる 冬の使者
     うつ波しぶきが 伝言


     ▲ 雪男の記事一覧

     
     
     

    雪男

     
     
    詩やSFをものしてゐます。古典、現文、英仏現代アメリカ問はず。好きな作家は、C.ブコウスキー、幸田文、ル・クレジヲ、紫式部より清少納言派 ― 長いものも、ぼちぼちに

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