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線香花火

    花笠や きく
    最上の 郷の 五月雨は すぎ
    あつめて 淀の
    下りは 十三の
    星と 見上げし
    もえた夏草
    露間を やすめて
    手に
    手に
    小さく 握る
    こよりの 火の珠
    ひとしずく

     
    【鎌倉の天気】
     いかづちの こと忘れたまへ
     ことわるそらの 夏の仕舞いば


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    雪男

     
     
    詩やSFをものしてゐます。古典、現文、英仏現代アメリカ問はず。好きな作家は、C.ブコウスキー、幸田文、ル・クレジヲ、紫式部より清少納言派 ― 長いものも、ぼちぼちに

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