毀れたココロの井堰
天辺は割れて
さざら 千日の土砂降り のち
愁雲 ふたたび万里に散じ 今日こそは
朝霧の 晴れるらん
キミ 逆運を縁起となすものよ
貧しき漁港に降りる 晩霞のごと
あきらめぬ
伸ばした我が腕の その影を待つ人は たれか
紅葉さえも 千秋 もやす哀愁の涙となって
せせら 竜田の川水を染め残すようなもの
と 誰が言ったか知らないが
首を刈る人らが をこつり竿
未熟なりきココロの囮が まだ と 哀求する
瞼に焼き付いた あの頃の残像が
虹の銀嶺のように 消えない それは
いまだ 長大なる あの夢の影をのこしているから
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