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かきうち

    薫風
    おふがれて 気づけば
    文月 
    宿り雲は まだ
    旅発ちぬも 扇絵の影 ゆれる
    ふくかせの歌
    想ひ忘れた 棕櫚の 垣間にも
    ちさき その火を よせなん
    あつめて
    今に 夏は来ぬ

    【鎌倉の天気】
     大粒に こぼるる岬の くも差し霞み
     わだつみの 白浪 まだかと云ふ


     ▲ 雪男の記事一覧

     
     

    雪男

     
     
    詩やSFをものしてゐます。古典、現文、英仏現代アメリカ問はず。好きな作家は、C.ブコウスキー、幸田文、ル・クレジヲ、紫式部より清少納言派 ― 長いものも、ぼちぼちに

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