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飛行場

    雨天
    霧ともつかぬものが East の方へ流れていた

    春近い飛行場
    もさもさと うずくまった芝生
    一塊の黒土に 大地の暖かみ
    故郷の土の匂い

    名もなき芝は
    暖かき大地の母に抱かれて
    その「時」を待つ

    つよき生の肯定
    彼は満ち足りている
    自分の後継者に 逞しく生きていく希いを
    身内にかよう血のために
    永遠の生命の中に 自己の真の姿を見る

    敵に向かって突入する時
    ただ 日本の永遠の発展を祈る
    彼は 彼の最大の者に対して 自己の全てを燃焼させる
    途 半ばか?
    しかし 彼は幸福である

    西の方は明るい
    この調子でいけば


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    雪男

     
     
    詩やSFをものしてゐます。古典、現文、英仏現代アメリカ問はず。好きな作家は、C.ブコウスキー、幸田文、ル・クレジヲ、紫式部より清少納言派 ― 長いものも、ぼちぼちに

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