雨天
霧ともつかぬものが East の方へ流れていた
春近い飛行場
もさもさと うずくまった芝生
一塊の黒土に 大地の暖かみ
故郷の土の匂い
名もなき芝は
暖かき大地の母に抱かれて
その「時」を待つ
つよき生の肯定
彼は満ち足りている
自分の後継者に 逞しく生きていく希いを
身内にかよう血のために
永遠の生命の中に 自己の真の姿を見る
敵に向かって突入する時
ただ 日本の永遠の発展を祈る
彼は 彼の最大の者に対して 自己の全てを燃焼させる
途 半ばか?
しかし 彼は幸福である
西の方は明るい
この調子でいけば
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