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垂氷

    しずみ 冷める 狩り宿のまど
    赤い雫 たるひて 麗光さす朝
    あるじ消えた 炭が けしずむ
    戸口 たたく風に ちから なし
    獲物らの 小さき塒 あとまで
    森に つららる 案内人
    渡る流れは 赤く 凍らず
    ただ、嘆きの 川霧が
    還りの月を かくす

     
    【鎌倉の天気】
     しもおりた空の うすぐも よせる 波のはざま


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    雪男

     
     
    詩やSFをものしてゐます。古典、現文、英仏現代アメリカ問はず。好きな作家は、C.ブコウスキー、幸田文、ル・クレジヲ、紫式部より清少納言派 ― 長いものも、ぼちぼちに

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