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吊り忍

    しだに しだれぬる
    苔むす 宙を ふく風に
    我れ ゆれ まちわびて
    時にこそ 種あれ
    運ばれしし 野に 傍に
    知られず 花
    空に 色 ならじとも
    香るが 故あり

     
    【鎌倉の天気】
     鬱するが 風なき風の 潮に流さるる
     落ちる地なし きょうの夢


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    雪男

     
     
    詩やSFをものしてゐます。古典、現文、英仏現代アメリカ問はず。好きな作家は、C.ブコウスキー、幸田文、ル・クレジヲ、紫式部より清少納言派 ― 長いものも、ぼちぼちに

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