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戦い

    冬の 迫って来る力の明白さに驚く
    堅く 堅く 凍りついた霜柱の 足の裏の感触
    枯れているのに 落ちないでいる葉
    死せる魂 という感じ

    西風とともに 春
    燃え切った野火が 静まり返る
    黒く焦げた山肌に タンポポ 浅緑
    老婆が 籠で葱を売りに出る

    ドイツ このまま無気力な民族か
    フランス 古び切った博物館か
    新しきヨーロッパ
    新しきアジア
    問題は実に大きい

    戦争の終了を感ぜず
    万物の父たる戦いは


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    雪男

     
     
    詩やSFをものしてゐます。古典、現文、英仏現代アメリカ問はず。好きな作家は、C.ブコウスキー、幸田文、ル・クレジヲ、紫式部より清少納言派 ― 長いものも、ぼちぼちに

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