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ハコヤ

    藐姑射が神人
    春に逢ふ
    ヒト 与信や
    目廃に術なく 耳廃に方なし
    咲きちる花を
    聾盲が大包 これ
    如何に傷なしか
    モノ思ひ
    洪水に溺れず
    金石の旱にも焼かれず
    いく返へり
    爪垢に尭舜を生まんや
    ながめつつ
    ヒト 殷寿の冠を欲せず
    くらす ハル
    尭 ハコヤに天下を忘る


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    雪男

     
     
    詩やSFをものしてゐます。古典、現文、英仏現代アメリカ問はず。好きな作家は、C.ブコウスキー、幸田文、ル・クレジヲ、紫式部より清少納言派 ― 長いものも、ぼちぼちに

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