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水琴

    うち棄てて 冥闇
    されど、とどかぬ
    我が 心の そこ
    見上げて 覗かば
    君のる雲の 白き ひとすじ
    いく 久しく
    ありと なしとを
    数えて 眠りに落ちた
    苔深し
    緑しく石
    神ひかる 響き、ひとつ

     
    【鎌倉の天気】
     はじまりの 午後照りつけ 椰子の
     背中にのぼる 太陽の実が落つる


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    雪男

     
     
    詩やSFをものしてゐます。古典、現文、英仏現代アメリカ問はず。好きな作家は、C.ブコウスキー、幸田文、ル・クレジヲ、紫式部より清少納言派 ― 長いものも、ぼちぼちに

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