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セリー(では また)

    袖ふる湊 なつかりの 芦の浪速に 吟友を送る

    金秋 いまだ 三伏の風の蛇蚊ならずも 扁舟の真帆に満ちぬ

    ゆきしろの水影 余映は嵐色かすみて 雉兎芻蕘の背を照らす 

    うちひさす 中夏を発して旬日 凡境の方舟は山館に滞まりし

    三笠山おぼゆや 吾が遠客の帰陣 冴え冴えの朗晴を卜筮して餞別す


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    雪男

     
     
    詩やSFをものしてゐます。古典、現文、英仏現代アメリカ問はず。好きな作家は、C.ブコウスキー、幸田文、ル・クレジヲ、紫式部より清少納言派 ― 長いものも、ぼちぼちに

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