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蕗の薹

    ゆきわり 宙を みる
    氷室の まどか
    流れおちた 土の かくれて
    かえり日が ひと千代に 久し
    八咫 さりし 山の背に
    たかく ふるさとや
    枯葉 しずくが ふたたびと
    あらた 芽など 覚ます

     
    【鎌倉の天気】
     うすべにをひく 忘れ岬がさきに
     水平線わたりくる 影や春の丑舟


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    雪男

     
     
    詩やSFをものしてゐます。古典、現文、英仏現代アメリカ問はず。好きな作家は、C.ブコウスキー、幸田文、ル・クレジヲ、紫式部より清少納言派 ― 長いものも、ぼちぼちに

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