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本性

    獣じみた野蛮
    言ひがたい悲惨
    いたる所 列をなす死体
    蜂の巣のような 家と 教会と
    役に立ちそうなものは 何ひとつない

    耳を聾する騒音
     ひゅう ひゅう
      しゅっ しゅっ
       がらん がらん
        ばりばり
         ごろごろ
    「 なぜ お前には 当たらないのか 」
    ただ 見るだけ
    せいぜい お辞儀

    ここでは 束縛されない自由な人間
     たくさんの 美しいこと
     色々の 醜いこと
    その 本性どおりに
     多くの真実と 力
     ― 狂気にまで高まった 力
    が ひそむ


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    雪男

     
     
    詩やSFをものしてゐます。古典、現文、英仏現代アメリカ問はず。好きな作家は、C.ブコウスキー、幸田文、ル・クレジヲ、紫式部より清少納言派 ― 長いものも、ぼちぼちに

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