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網代木

    かかる波の目
    まわるうき塩が 渦なりて
    そこ沈む 軍籍の
    旗をふられて進む
    寒鰤の 青きかげ 幾千
    獲られてもなを 飛ぶは 鱗の細氷となりて
    南の島にてまつ
    陽炎が浜の あくがれ
    焼けても 白き うなばらよ

     
    【鎌倉の天気】
     時雨にひらく 椿のかさ はれて 汀の氷かな


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    雪男

     
     
    詩やSFをものしてゐます。古典、現文、英仏現代アメリカ問はず。好きな作家は、C.ブコウスキー、幸田文、ル・クレジヲ、紫式部より清少納言派 ― 長いものも、ぼちぼちに

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