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十七

    極楽十七
    向かう 瀬にたつ 姫君の
    芒 よぶ手が さくの月
    叢雲 さそひて 踊る
    かくるる秋は まだ 近からず
     と
    鬼が みはるかす
    水づつ
    柄杓
    うちつけたる 花の
    いたいたし 夜

     
    【鎌倉の天気】
     稲荷舁く いかづちの轟の あめわたり
     岬のさきは 秋風に


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    雪男

     
     
    詩やSFをものしてゐます。古典、現文、英仏現代アメリカ問はず。好きな作家は、C.ブコウスキー、幸田文、ル・クレジヲ、紫式部より清少納言派 ― 長いものも、ぼちぼちに

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