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虫だし

    あおうま 馳せゆく
    里の 山の けぶり霞みて
    春雷
    重き 笈の背を ひびかしむごと
    うつ梁 忘れても なお
    夢つづく 春は底
    わが みの虫なりて 出づるや
    胸 はやし

     
    【鎌倉の天気】
     うつあめの 浪あわだちの 往き舟の
     残り火きえり 鐘が独つね


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    雪男

     
     
    詩やSFをものしてゐます。古典、現文、英仏現代アメリカ問はず。好きな作家は、C.ブコウスキー、幸田文、ル・クレジヲ、紫式部より清少納言派 ― 長いものも、ぼちぼちに

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